2015年12月28日月曜日

久しぶりの

雪道運転。
感覚がうまくつかめない。雪壁が高すぎて交差点の左右が見えんではないか。

行き先のスーパーにて。
北海道らしい感じですな。

2015年12月27日日曜日

例年どおり

電車で帰省中。
しかし、11時間は長い。北海道新幹線が出来たら少しは楽になるのだろうが、それでも函館から札幌までは3時間以上かかるんだよなぁ。


そんなこんなで、函館〜札幌の間の北斗で長万部名物「カニ飯」と大沼名物「大沼だんご」を購入。
カニ飯はうまいが、ご飯が容器にこびりつくのが気になる。大沼だんごはアンとたれ、二種類入って420円。安くて量も十分。そしてうまかった。
あぁ、疲れた。

2015年12月4日金曜日

耳石分析用の…

エポキシ樹脂。

上のは一晩でがっちり固まった、下のは3日経ってようやくある程度硬化。が、まだ削りには使えないレベル。
先に下のやつのを買って失敗した。
しかも。下の方が高かったんだけどなぁ〜

2015年12月2日水曜日

岩魚の味噌たたき

水産白書2014によれば、サケマス類の生食ができるようになったのは、寄生虫がつかないように餌を管理しながら養殖できる技術が確立したからだそうな。
なんとなく、サケマス類の生食といえばサーモンの寿司を想像してしまうところだが、淡水のイワナやヤマメでも同様のことが言えそうだ。
山間の川魚料理屋さんに入ると、イワナやヤマメの刺身などがある店が多い。サケ科の生食がまずいはずはないのだが、先日食べた「イワナの味噌たたき」これはちょっと群を抜いていた。

イワナの身をたたいてミョウガなどと共に赤味噌にあえてあったのだが、これがまぁ、食べだしたら止まらないこと。酒が飲める人なら、きっとさらに楽しめたんだろうなぁ〜。
@岐阜県関市板取

2015年12月1日火曜日

久しぶりの混生域2

カワムツもヌマムツももとは中部以西が天然分布域であるが、いずれも関東以北に移植されている。移植と言っても、意図的なものではなく、主にアユの放流に混ざってやってきたようだ。しかし、移植先である関東の、両種の分布はなんだかくっきりと分かれているように思うのだが気のせいだろうか?
神奈川県や栃木県以北では圧倒的にカワムツが、埼玉県だけは謎にヌマムツばかりだと感じる。
今年は久々に混生域で調査があったのだが、なんだかとっても新鮮だった。

両種の幼魚はとても似ているが、腹ビレ前縁の赤色の有無でそこそこ明確に区別可能。これより1.5cm小さくても区別できると思う。@岐阜

久しぶりの混生域1

自分が調査で出かける範囲は主に東日本。なので、タカハヤに出会う機会はあまりないのだが、今年は混生域での調査があった。
個人的な感想だが、中部以西のタカハヤの分布の中心あたりでは、アブラハヤとタカハヤ形態の差がくっきりしているように思う。一方、静岡あたりのタカハヤの分布の東端あたりでは、特に幼魚でなんとも言えない中間的なやつが多く出現するように思う。

最近は、関東でも荒川やら多摩川やらにタカハヤが移植・定着しているそうで、そういうところではどうなのか、少し気になる。
@岐阜

iPhone撮った写真をiPadへ転送する。(AirDrop)

iPhoneとiPadを所有している場合、iCloudで写真を共有する状態にしておけば、iPhone撮った写真は自動的にiPadにも送られる。しかし、自分の場合、iCloudの容量が小さく、端末の容量に追いついていない状態にある。そのため、iCloud上で写真の共有はできず、iPadにはiPhoneの写真は送られていない状態にあった。これまでは、「逐一共有されるのも鬱陶しいし、まぁそれはそれでいいや」、と思っていたのだが、なんのかんの言ってもやはり画面で作業する方が作業性が良い。そこで最近多少時間ができたので、AirDropなるiOS標準のアプリを使ってiPhoneの写真をiPadに転送する作業を試みた。
なるほど。なるほど。これは簡単だ。
今後活用させてもらうおう。
以下使い方メモ。

iPhone 、iPadそれぞれの画面下から設定メニューだし、AirDropを設定する。今回は「すべての人」にした。(作業の後オフ)

アルバム上で写真を選択。その後、出力ボタンを押し、AirDropをタップする。そうすると、転送先が出現するので、さらにそこをタップ。

すると、転送が始まる。あとは待つだけ。

2015年11月29日日曜日

子持ちアユの甘露煮

アユの甘露煮自体はこれまでも食べたことがあったのだけれども、子持ちアユの甘露煮を食べたのは、おそらく今年が初めて。
元々はアジメドジョウ料理を探し入ったお店で目的の品がなく、代わりに頼んだいわばドラフトの外れ1位みたいな品であったが、なかなかどうして。
産卵期のアユは、オスに比べてメスはなんとなく水っぽく、味はやや落ちる印象だったが、甘露煮は別ですな。頭から尻尾まで絶品でした。
なにより卵の詰まり方がすごかった。

@岐阜県関市板取

世界キャラクターサミットと川魚料理

例年通り11月に開催された、羽生市の最大イベント「世界キャラクターサミットin羽生」、全国の都道府県、市町村から様々な出店がでており、アユやナマズなど、淡水魚に関するキャラクターもちらほら見られる。
しかし、いざ食べ物の出店となると川魚料理のお店はほぼない。川魚料理って郷土色が強い料理だと思っていたけれど、なかなか売りにはならないもんなのかな。

しょうがないから北海道浜頓別町のサケのちゃんちゃん焼きと、地元羽生の「魚徳」のお店でウナギおにぎりとウナギの骨せんべいを購入した。骨せんべい、うまかったなぁ〜。店舗でも売ってるのかな?

川魚料理ではないけれど、毎年買うのか米沢牛串」は美味い。このレベルのお肉が手軽な値段で食べれるのは嬉しい。

あと、毎年ステージにくる、サクマヒデキ氏、今年の新曲はかなり狙ってますな。これ聞いて以来、子供達が日々歌い続けている。


〜人生たまたま…さいたまで〜

信州サーモン

なになに?
ヨーロッパ原産のブラウントラウトと、北米原産のニジマスを交配させた信州名産のマスとな。
ううむ、なんとも言いようがないが、つべこべ言う前に食べてみよう(真ん中の刺身)。@松本市



…美味しいけれど…サーモン感が薄いような気がする。これは、その後に諏訪湖SAで食べた「信州サーモンの若笹寿司」を食べた時にも感じたので、そういうものなのだろう。クセがなく、これが嫌いになる人はそういないんじゃないかと思うが、反面物足りない感じがしてしまった。

とりあえず、地域の特産物を外来資源に依存するのはいかがなものかな、とは思う。せめて、ヤマメをサクラマスみたいにするとか、そんな技術が開発されれば良いのにな。


2015年11月28日土曜日

ウナギの昆布巻

先日フナ味噌と合わせて買ったウナギの昆布巻きを食す。

断面を見ると分かる通り、中身どちらかと言うとゴボウが主体である。名前から勝手に期待しすぎてしまった感があったのだが、ウナギの味はするし、ゴボウの食感も良い。お弁当とかに少し入っていると嬉しい感じかな。

2015年11月27日金曜日

はつもの

10年も調査業をしていると、全くの初お目見えという魚はだいぶいなくなってくる。
それでも、年間1〜2種はそんな魚もでてくるわけで、今年はカワマスがその魚。生息地はよく知られているので、会おうと思えばいつでも会えたのではあるが、外来魚だし、あまりそういう気にもならない魚だった。


でも、いざ見てみると、なんともはや美しい。
模様に和の美すら感じてしまった…

噂には聞いていたが。

先日、ビカーラに初めて遭遇。

輸入には賛否あるけれど、一度は食べてみたいのが本音だったりする。まぁ、カミさんの目もあって買えませんでしたがね。

表書によれば、インドネシアでシラスをとってインドネシアで日本人が養殖したものだそうな。
心なしか、中国産より堂々と売っているような…
@羽生イオン

2015年11月26日木曜日

関東のなれずし

関東にはナレズシの文化はないと勝手に思っていたのだけれど、昨年の冬頃、宇都宮市羽黒山神社の梵天祭に地域の人に食べられていることを知った。そして先日、ようやく念願叶って祭に行くことができた。

手に入れたのがこちら。
その名も「アユのくされずし」。元々は「スナサビのくされずし」、つまりシマドジョウのナレズシだったとか。
いろいろと興味深い食べ物ですが、食べてみると、おぉ…北海道のイズシに似ている。
適度な酸味に加え、発酵したお米とダイコンの歯ごたえがよい。アユもキレイにおろしてあって残すところなく食べられる。鮒鮨と比べればにおいもクセも少ない。もちろん、多少はニオいますがね。
でも、美味しいですよ、これ。最初常温で食べていたが、冷やしたほうが爽やかさが増し、個人的には好みであった。

川との距離感

自分の住む埼玉は、川魚料理屋さんがとても多い。また、ちょっとした祭りでナマズやモロコが出てくることも多い。県が「川の国埼玉」を自称するだけあって川魚と人の距離感が近く思え、少し誇らしい。
一方で、これらの店で地物の天然魚を出してくれるお店はほとんどない。店で出る魚の多くは養殖魚だ。何が言いたいかと言うと、川魚と人との距離感はある程度保たれているものの、川そのものと人との間には距離があいてしまっている感じるのだ。

ところが、少し北に行って栃木県まで行くと、途端に川と人との距離感が縮まる模様。特に鬼怒川近辺では、シマドジョウ取りや、カジカ釣りなど、埼玉ではあまり見ない漁が見られる。先日行った宇都宮市羽黒山神社の梵天祭では、鬼怒川産のカジカ串とアユ串の出店が出ていた。



この値段、東京、神奈川、埼玉ではありえない!




郷土料理と外来魚

せっかく仙台に来たので、郷土料理「はらこ飯」の駅弁を購入。ちなみに「はらこ飯」とは、見たとおりイクラののったご飯に焼きサケの身が並べられたもの。元々は亘理町の郷土料理だったとか。
語るまでもないが、問答無用に美味い。さらに言えば、添えられていた漬物までも最高だった。


しかし、自分の買った「はらこ飯」、原料の鮭は、いろいろ調べるとギンザケだとか。はらこ飯関連の駅弁としては、他にも「紅鮭はらこめし」なるものがあったが、ギンザケもベニザケも宮城に天然分布はしていない。一方、元々の原料であろうサケは、近年多少減少傾向なようだが、決して食べられないほど少ないわけではない。

まぁ、地物のサケの使用には、原発関連だったり、安定供給できない可能性があったり等々、色々問題があるのだろうけれど、郷土料理を提供するのに養殖の外来魚や外国から輸入した魚を使うのも面白い。目の前を泳ぐ魚をとるよりも、外国から買う方が楽だし信用もできるという世の中なんですな。

2015年11月25日水曜日

奥州のどぜう屋

せっかく晩秋に岩手で調査があるのだから、サケの美味い料理でもないものかと探してみた。しかし、これがなかなかない。
水沢という内陸の地ながら、海産物を売りにした店が多い。それはそれで良いのだが、北上川が近いんだからサケを売りにしている店があっても良さそうなのだが。

そうこう考えながら調べを進めると、気になるお店が目に留まる。その名も「どじょうの店 一平」。岩手にドジョウ食のイメージはなかったが、よく考えれば食用で稲作とともに日本全国に広がったであろう魚だ。当然東北でも食べていたに違いない。スルーするわけにはいかないと判断した。


さて、肝心の料理だが、ドジョウがそのままの姿で入ったドジョウ鍋と、ドジョウを開いて小骨を除いたものを卵とじにした柳川の二つが主力の模様。初心者は柳川が良いと勧められたが、ここは男らしくドジョウ鍋を選択した。
醤油ベースの素朴な味だった。ご飯にかけるといっそううまい。


続いて頼んだのは、ドジョウ焼き。目の前で、生きたドジョウをフライパンに入れ、焼いてくれた。出てきたドジョウは唐辛子が効いていてとても美味しい。これは、アジメやシマドジョウでやってもいけるだろうなぁ〜


焼きはともかく、ドジョウを煮たものを食べるのは久しぶり。やはり、アジメやシマドジョウと比べると骨が若干気になるが、両種とはまた違う独特の味わいがあり、これはこれで良いものだと思った。

なお、このお店は創業50年以上の歴史があるそうだ。店主に聞くと、かつては周辺でとれたドジョウを使っていたが、今は養殖ものを使っているとのことでした。それでも、岩手にドジョウ食があったことが確認出来たことので、個人的に収穫ありでした。

今の世の中…

馴染みのない電車に乗っていて、ふと、「自分の目的の駅が過ぎてしまったのではないか?」などと思うことがよくある。

一昔前なら不安で仕方なかったのだが、今となってはiphoneで地図を見ればすぐに自分の位置がわかる。便利なような恐ろしいような。

に、しても岩手寒いな〜。

ご飯にかけて

朝飯にカワノリを食す。
普通の海苔の佃煮とほぼ同じ。普通に美味しい。
少し味付けが濃いが、それはノリの問題ではなかろう。佃煮だと風味の微妙な違いはわかりにくいですな。乾燥ノリにすれば違いがでるかも?

2015年11月24日火曜日

ここは…

本当に道の駅なのか?
城のようだ。


ここは群馬県沼田市にある道の駅白沢。
駅内にある施設、望郷の湯はかなり立派な温泉施設であった。露天風呂も広く、居心地が良い。
目のトレーニングがてら星を眺めていたら、真上をフクロウが飛んで行った。
幸せかな。

きわめつけはこちら。


某、ここ15年ほど年間の半分くらい川で過ごしているが、カワノリなど見たことがない。まぁ、気づいてないだけかもしれないが。
何はともあれ、味から勉強することにした。

2015年11月22日日曜日

んまぁ!アユったらそんなところでも…

アユはウグイと同じく、飼育下で産卵させにくい魚だと思っていたが、先日さいたま水族館でアユの水槽を眺めていたら中で産卵しまくっていた。
これまで寒い夕暮れの川で石のようにじっとしてみていたものが、ここまであっさり見られ、しかもこんなに見やすいとは。
ううむ…いささか複雑である。

最大の問題はギャラリーが多いこと。いい大人が水槽に張り付いて一眼で写真を撮り続けるのは明らかに怪しい。なんとなく眺めているふりをしながら、コンデジで動画を撮るのが精いっぱいでした。

2015年11月19日木曜日

お土産と晩御飯

お土産として川魚料理を購入したは良いものの、いざ家に帰れば食べるのは私一人、ということが往々にしてある。
今回もそんな展開だ。

そんなわけで、今日の夕飯はおととい岐阜で購入したアユの味噌煮と、フナ味噌(姿)。



アユの味噌煮はレンジであっためて食べると、もうたまりません。ご飯がいくらでも食べられそうだ。
一方のフナ味噌、こちらはイメージしていたよりもずいぶん甘い味。甘い煮豆とフナが合わせてある感じだった。こういうものなのだからといってしまえばそうなのだろうけれど、いっそ甘みはなくても、うまかったんではなかろうかとも思う。

2015年11月17日火曜日

えっ!こんなに?

おじさん「かぁちゃん、アユのやつ、いくらだっけ?」
おばちゃん「値段?いいわ、いいわ」
おじさん「じゃあ……1500円!」

このほかに、おばちゃんはフナ味噌(姿)一パックと、おちょぼ稲荷で買ってきたという草大福二つをたしてくれました。
これ、アユだけでも1000円くらいしそうなんですけど…

とってもお得なお買い物でありました。
フナ味噌は初めてで、とても楽しみなのですが、食べきれるかなぁ。
写真、上段(右:フナ味噌(姿)、左:フナ味噌(くずし))、下段(右:アユの味噌煮、左:ウナギの昆布巻き)

@岐阜市養老町

2015年10月7日水曜日

iPhone6s

iPhone5s購入から2年が経過し、せっかくなのでiPhone6sへと機種変更した。
少し大きくなるのでどうせなら6s plusにしたかったのだけど、在庫がないようで諦めた。

なんだかんだと下取りやら割引やらで実質無料に近い額で64Gが手に入るのは助かるなぁ。5sは16Gだったのでfield accessのキャッシュをいれるのもはばかられるくらいであったが、64Gなら楽勝。同定に必要な文献類も入ってしまう。
5s以上に現場には欠かせない存在になりそうだ。

ただ、やっぱり少し大きいな。
片手入力がしづらい。いつか落としそうだ。
アップルケア+を今回は外したので気をつけないと。

ちなみにケースは5sに引き続きspigenの(SGP11622)。こちらの外観、使用感はすこぶる良い。安いし、とりあえず言うことはない。
5sの時は耐衝撃機能にだいぶ助けられたけど、今回も頼むよ。



2015年9月7日月曜日

馬糞ドジョウ

昨日ドジョウに関する調べ物をしていたら、山形県有形指定文化財「両羽博物図譜」なる紹介ページに行きついた。
1800年代の書物で、生き物に関する情報がかなり詳述されている。
この中で私が最初に目にしたのはホトケドジョウの頁であったが、どうもこの地方では馬糞ドジョウと呼ばれていたらしい。きっとどこにでもいるくせに食用としてはイマイチで、あんまり重宝されずに不名誉な名前がついたと想像する。
今の時代であれば希少種であることも手伝ってか、「かわい~!」などと言われているのを聞くが、時代が変われば見方も変わる。そんなもんですな。

<両羽博物図譜>
http://library.city.sakata.lg.jp/MATUMORI/image_data/g18/012.jpg
http://library.city.sakata.lg.jp/matumori/

 

2015年9月1日火曜日

モロコ寿司(3)

所定の時間がたったのち、モロコ寿司を受け取りに行った。
受け取ったモロコ寿司は店頭にあったモロコ煮を酢飯に押した押しずしだった。


食べた感想は、モロコ煮とご飯の相性が悪いわけもなく。普通に美味しい。
ただ、全国区になるほど普及する料理かといえば、「そこまでのパンチ力はないかな」、という感じ。
佃煮と酢飯を押す組み合わせなどモロコでなくてもいくらでもありそうだし、この品はあくまでかつてモロコを多産したであろうこの地域だからこその料理だろう。

上列:左から、はえ煮、もろこ煮、だし巻き卵、下:モロコ寿司


今ではモロコ(タモロコ)も地元で漁獲しているものではなさそうだし、今後この料理がずっと続いていくのかどうかは良くわからない。
そんなこんなの事情はどうあれ、その土地を利用してきた人の生活を妄想できるこの料理に出会えたのは本当に良かった。
これこそ魚屋めぐりの醍醐味だと思う。

モロコ寿司(2)

モロコ寿司(1)からの続き
店頭にてこの感触だったので期待してお店の中へ入る。
しかし、お店のおばあちゃんに聞いてみると、もろこ寿司は正月や祝い事の時だけ、フナ味噌は晩秋~冬の食べ物だそうで、いずれも今はおいていないそうな。
ただ、もろこ寿司については注文すれば1時間くらいで作ってくれるといってくれたので、これ幸いとお願いして作ってもらうことにした。
~待ち時間の間、津島神社に行ってみた。
 するとここにある観光案内所にも「津島名物 モロコ寿司」なる張り紙が。 


おおぅ!こちらのほうが安いではないか
ただ、実際に案内所の方に聞くと入荷は不定期だそうで、今日は売っていないとのことだった。に、してもやはり地域にかなり根付いた料理だったんですな。


モロコ寿司(1)

埼玉から三重まではるばる仕事に出かけて行ったのだが、増水等の影響により調査はよもやの中止。交通費がかさんで会社の経費的には大打撃だ。だからといって、そのまま帰るのもあんまりだ。何処か面白い立ち寄り地がないかと思案した。その中で、少し前に木曽川下流下流左岸の愛知県津島市出身の方から郷土料理、モロコ寿司とフナ味噌なる物について話を聞いたことを思い出す。調べてみると、なるほどここなら帰り道、しかも名鉄津島駅の駅前通りにいくつか川魚店がある。行ってみる価値ありと向かうことにした。

駅前の駐車場に車を停め、歩くこと3分でモロコののぼりが目に入る。

おお、店頭には、はえ(フナの幼魚)煮ともろこ(タモロコ)煮がおいてあるではないか。この地域ではフナの稚魚のことを「はえ」というのね。これは初めて知ったなぁ~。

ナもモロコも水田周辺や後背湿地の沼などに生息する魚。
名古屋から10km程度のこの地域、今は市街地が多いけれど、かつてはどのような場所であったかしのばれたのでありました。

2015年6月29日月曜日

むぅ

最近、出張時の晩飯は豆腐にカレーというのがわりと定番なのだが、今日は気分を変えて麻婆豆腐にしてみた。豆腐にかけてみて、麻婆豆腐の素には肉が入ってないことに気づく。

そうか、そうだったか。
麻婆豆腐の名の中に挽肉を示す文字は含まれていない。
しかし、挽肉は明らかに主役級の働きをしている。
歯ごたえの全くないタレの絡まった豆腐を食べながら強くそう思った。

ついでに言えば、スーパーの店員さんに箸を入れてもらうのも忘れた。
なので、万能ツール歯ブラシで食す。

全体として30点の夕食でした。

2015年5月12日火曜日

用意の効果

本日は、以前造成したとある魚の人工産卵場を確認に行った。
結果は全くのスカ。
けれども周りには産卵している場所もあり、時期や場所を外したわけではない。

人の手で造ったものは、魚の細かい好みまでは満たしきれないのかな。
思うに、全く産卵場が無い場所はともかく、ある程度選択肢がある場合には、完全に用意された場所よりも、自力で手を加えて産卵場が造れるくらいの所の方が好まれるような気がする。

まぁ、魚に限った話でも無いけれど。

続いてくれよ〜

すっかり更新が滞ってしまった。
どうもこのところ魚関係のネタがあんまりない。と、いうか、あまり際立った成果が上がっていないので、日頃の頭の中はどちらかというと家庭のことの方が多くを占めている。

我が家には小学6年生の女の子、そして小学2年生の男の子がいる。このうち下の男の子は柔道の道場に通っている。練習中は親がついてみていなければならず、土曜日の練習のときの付き添いは私の役目だ。

練習時間は2時間半もあるので見ているのも一苦労。また、うちの子は道場で最も小さく、乱取りなどをすると投げられ放題、また、ダッシュなどの基礎運動も他の子と比較すると遅く、その姿を見ているのも親としてはなかなか辛い。

加えて、他の子と比べると考え方が幼いようで、あまりちゃんと練習に取り組んでないように見える。この間の練習も、準備運動でブリッジをやっている時、うちの子だけ仰向けに寝転んだ状態でゴロゴロしており、他のお母さんから呆れたように、「そろそろちゃんとやってもらわないと!2年生なんだし!」そんな言葉が聞こえてきた。

まぁ、そう思われているんだろうなぁと思ってはいたけれども、実際聞こえてくると結構こたえる。

ただ、他の子と比較をしてしまうとまだまだではあるが、少なくとも自分が見ている限りでは、息子なりに徐々に進歩してきている。

この前、普段4本ほどやるダッシュを見ていると、最初の2本までいつも以上にダントツの最下位だった。ところが、3本目、4本目は突然スピードを上げ、いずれも先頭で戻ってきた。
後で本人に聞くと、最初は皆が元気だから勝てない、だから敢えて遅く走った。皆が疲れた後の方は、本気を出せば1番になれるので頑張ったとのこと。

柔道は、柔良く剛を制すなどとは言われるが、子供のうちはやはり体格差や持って生まれた運動神経などが勝負のかなりを占めると思う。
実は、上の子も1年生の時は柔道をやっていた。こちらは非常に真面目に取り組んでおり、準備運動を怠ける事はなかった。ただ、体格は同様に小さく、どんなに真面目に練習しても大きな子には勝てず、最終的に嫌になってやめてしまった。

単純に体力をつけるための練習として考えたならば、下の子のダッシュにしても、「最初から全力でやれ!」と、いうべきなのかもしれない。しかし、子供は、「ダッシュをして体力をつけるぞ!」ということよりも、「その場のちょっとした勝負」の方を意識している。ここで負け続けると、結果としてやる気は失われてしまう。
子供の生きる世界は大人の世界よりもある意味シビアで、明らかに成長に差があるものに対しては、どうあがいても勝てないのだ。真面目にやっていればいつか勝てる、などと言う言葉はある程度歳をとった人間にしかわからない。

今回の息子の行動は、他の子より体も小さく足も遅い、そんな状況の中でも、何とかして勝ちを得ようと考えて実践したものであり、何か生物の進化に通ずるような成長を感じたのでありました。こんな感じで、いろいろ考えながらモチベーションをキープして続けてくれたらいいな。

2015年4月28日火曜日

リズムが…

徐々に出張が増えてきて、どうも更新のリズムがくるってきた。ううむ、やはり私のブログは電車の中の時間に強く依存しているようだ。


久しぶりに更新の本日は新潟ナウ。
ノドグロがえらく安く出ていたのだが、これまたえらく可愛らしいサイズ。
美味しかったですがね。

2015年4月20日月曜日

デビュー戦

昨日は息子の柔道デビュー戦。
一回戦負けではあったが、とりあえず怪我なく終われたので良し。
今後に期待であります。
それにしても、少年柔道の観戦って面白いなぁ。
オリンピックみたいにハイレベルな試合は、なかなか技が決まらないけれど、子供の試合は皆積極的に攻めていくのと、実力差のある対戦があるので一本が連発する。
身体の大きな子でも、実力差が顕著だと小さな子に投げられてしまう。
で、小さな子が投げると会場が大きく盛り上がる。

また、同じ道場の子が登場するとついつい手に汗握って見てしまう。
スポーツ観戦はもともと大好きだけど、普段の練習を見ている子が出てくると、なんとも堪らない。この感じは若い頃にはなかった感覚だなぁ。
いろんな子の成長を感じるのがとても面白い…というか、感慨深い。
これって年を取ったってことなのかしら?