2014年5月7日水曜日

産卵行動体験記 イトウ 1:国道40号~妄想ドライブ~

今回のターゲットは、ズバリ日本最大の淡水魚、イトウ。
産卵行動を観察するため、国道40号(旭川~稚内)を北へと向かいました。
この道は天塩川のすぐそばを通っていて、運転中はその迫力を目のあたりにすることになります。
雪解けのこの季節、怒涛の流れの天塩川はまさに圧巻。個人的に大好きな道です。

さて、今回は一人で動いていたので、車内での相棒はもっぱらラジオでした。
この国道40号、和寒あたりから北はFMラジオが入りません。
そんなわけで、かつて北海道で働いていた頃によく聞いていたAM局、HBCラジオをチョイス。
よく「テレフォン人生相談」を聞き、上司と無責任な意見を出し合いながら現場に行ったものです。

FM局はわりとどこも今風なのだけど、AM局はどれも昔懐かしい感じがするのはなぜなのだろう。流れる曲も演歌だったり、昭和の曲だったり。夕方になるとナイターが流れたり。
でも、そこがいいところ。

北海道で一人で運転していると、なつかしの曲が心にガツンときました。
吉田拓郎の「落陽」とか、一人で運転しているときには効きますわ~。
オイラにとっちゃ、サイコロが産卵観察なんだなぁ~なんて意味不明なことを思って、思わずじ~んときてしまった。

松田聖子の「赤いスイートピー」もたまらなかった。
自立した女性、元気な女性、が前面に出ている昨今には、なじまない曲かも知れぬのだが、自分にはとっても効いた。
効きすぎて、運転中、変な妄想もする始末だ。

~以下、妄想~

「ちょっと、たくさん荷物もってどこへ行くつもり?」
「えっ!?ど、どこでもいいだろ」
「また魚の産卵観察でしょ。いいわ、荷物、少しくらい持ってあげるわよ」
「な、なんだよぅ。重いから無理してこなくたっていいよ。」
「無理してなんかないわ。私も行きたいの。」
「なんだよぅ。しょうがないなぁ~」

~妄想、ここまで~

ありえない。そう、ありえませんよ。
ええ。そんなの知ってます。

第一、ついて来られたっていざ観察となったら自分の世界に行っちゃうし。
まぁ、逆の可能性としては、魚の繁殖どころじゃなくなるかもってこともあるだろうし。

さて、そんなしょうもない妄想をするうち、現場へと到着しました。

2014年5月5日月曜日

びふか温泉

本日は現場仕事だったのだが、これが日の出~日没までの調査でひたすらルーチンワークを繰り返すもの。休憩時間が中途半端で寝るにもうまくない。
そんなこんなでぐったり疲れてしまった。

で、たどり着いたのがこちらのお宿。
連休中日にもかかわらず、どういうわけか空いている。
午後10時というわりとコアな時間帯に、入浴者は私一人。
実にゆったりと入浴できました。




宿的にも小綺麗だし、値段は一泊素泊まり5千円台でそう高くもない。
なんで人が少ないのかは不明である。

泉質とか小難しいことはわからないが、私的には空いていることも重要なスペックだと思っているので、そういう意味では満足度100%だった。
ただ、露天はないし、風呂には「~厳禁」みたいな少々口やかましめの張り紙がたくさんある。そうしたものが気にならず、ひたすらゆったりしたい人にはオススメです。