2012年8月5日日曜日

ムスメ、シュノーケリングデビュー

週末は都幾川にてムスメがシュノーケリングデビューを果たした。
都幾川は私的に埼玉一の名川だと思っている。堀込みと横断工作物でイマイチな川が多い埼玉県にあって、透明度、魚の多さ、川への近寄りやすさ、どれをとってもダントツである。

初めて見る川の中にムスメも感動してくれたようだ。楽しすぎたのか、なかなかあがろうとしない。普段ウェットスーツでぬくぬくとしている私は10分程度で体がすっかりと冷え、ムスメよりだいぶ早くあがって陸上から見ていることにした。しばらくすると、下流からきた少年が同じ場所を潜りだした。彼も水中を見てものすごく感動したようだ。その感動を近くにいたお母さんに報告し始めた。

~少年と母親の会話~
少年「お母さん!すごいよ水の中お魚がいっぱい!」
母親「へー、そうなんだー」
少年「見て見てよ!本当にすごいんだからっ!」
母親「それくらいお母さんにもみえてるって。」

少年は説得は無理と思ったのか、ちょっと不服そうに再び潜りだした。無理もない。みたところお母さんは普段着で潜れる格好はしていない。大人には日焼けがだめとか、水にぬれるとめんどくさいとか、人目が気になるとか、いろいろと事情があるのだ。

実際に目にした感動を、見ていない人に伝えるのは結構難しい。感動したまんまのハイテンションで他の人(主にかみさん)に話して、冷静な対応をとられるとしょんぼりする。それを繰り返すうちに、「うっひっひ、この光景、自分だけの独り占めだぜ!」と思って自分だけで消化できるようになる。少年よ、その域まで達すれば楽になるぞ・・

とも思ったが、今回はムスメに楽しみをわかってもらえた。感動の共有はやっぱりうれしいもんだ。実際に見てもらえばわりとわかってもらえるものなのかな。
埼玉在住の方、是非とも都幾川に潜ってみてくださいな。いい場所教えまっせ。