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2020年10月25日日曜日

勢いの末路

「やるなら今しかねぇ」

“北の国から’92巣立ち”のなかで、黒板五郎さんが口ずさんでいた歌の一節だが、この言葉は本当にすごいパワーワードだと思う。

汎用水中撮影システム OUTEX

先日、職場でPCに向かっていると、後輩が報告してきた。

「俺、水中機材揃えましたよ。Outexにしました。」

「あうてっくす…なんだね、それは?」

「クラウドファンディングで開発されたゴム製のハウジング(※:水中撮影で使うカメラの防水ケース)です。どんなカメラとレンズの組み合わせでも入るんですよ。」

なんと、”どんなカメラとレンズの組み合わせ”でも入る汎用のハウジングとな。

ハウジングは基本、各カメラの操作系に合わせて作られる。同じメーカーのカメラでも機種によってボタンの位置や大きさが違うので、1機種に対応するものは他の機種には使えない。現在、一眼カメラを出しているメーカーのうち、純正でハウジングを出しているメーカーはオリンパスのみだ。そんなわけで私は選択の余地なくオリンパスカメラのユーザーである。

一方、後輩はキャノンユーザー。彼とは一週間後に北海道に水中写真を撮りに行く予定であった。キャノンのカメラの場合、ハウジング専門メーカーのものを使わねばならない。そして、これがまた一般人にはとても手が出ないくらいに高い。カメラ本体のハウジングと、それにつけるレンズポート(※:レンズ部のハウジング)を合わせると30~40万は軽くかかってしまう。それがOutexならば数万程度(それでも安くはないが)で済む。しかも、カメラもレンズも種類は問わない。彼にとって、Outexとやらはかなり現実的な選択肢だったのであろう。

早速後輩を横に「Outex」と検索してみると、検索上位にはバイクのパーツサイトがたくさん出てくる。どうやらハウジングとしてのOutexは、まだあまり知名度は高くないらしい。

それならばと、「Outex housing」といれると目的のページが現れた。英語オンリーの海外サイトだ。ホームページのつくりはスッキリと洗練されており、なかなかの好印象を受ける。

https://outex.com/

なるほどなるほど、カメラのところだけ膨らんだゴム筒のようなものに、レンズをつけたカメラを収め、レンズのフィルター径と併せたガラス蓋で密閉する構造なのだな。確かにこれならば、かなりのカメラとレンズの組み合わせをカバーできそうである。

「レンズの部分が固定されてるのが良いんですよね。」後輩が言う。

そうなのだ。かつてこれに類似した汎用のビニールケース的な商品を使用したことがある。その時はレンズ部分が固定されておらず、カメラレンズとハウジングのレンズがガシガシと当たってしまっていた。結果として、ハウジングのレンズ部内側が傷だらけになってしまったのだ。特に、あれの場合はハウジングのレンズ部がアクリル製だったので傷が着き放題だったのである。

Outexだと、ハウジングのガラス蓋(レンズ)をカメラレンズのフィルター装着部で固定するので安心だし、レンズ部はガラス製で画質もよさそうだ。

ゴム筒は半透明で、頑張ればカバーをつけてもボタン類や液晶を透かし見ることもできる。ただ、いかんせん見にくいので、カメラの後部にもガラスをはめるPro Kitなるものも準備されているようだ。

背面。ホコリがいっぱいついているのはご愛敬

個人的に気になったのはストロボである。ストロボ用のアーム類をつけるカバーや拡張パーツもあるのだが、これが一体どう接続すればよいのかわからない(しかも、いろいろそろえると高そうだ)。しかし、普通のカバーでも筐体の小さいE-M1であれば、ある程度余裕がある。正面一灯で良いならば、ストロボをつけたまま収められそうだ。なんならゴムカバーがデフューザーにもなりそうで、なかなかではないか。

北海道に行くのは一週間後という"時間的制限"、"手持ち機材の古さ"、陸上で使っている"E-M1とM.Zuiko12-40mmを水中で使える魅力"、さらには"後輩の軽妙なセールトーク"…これらの要因が重なりあい、私の頭の中ではすでに”五郎さん"が歌いはじめていた。「やるならいましかねぇ!」


サイトの流れに身を任せ、購入ページまで進んでいくと、これがまたよくできている。カナダのメーカーらしいが、郵便番号を入れると日本の自宅の住所が表示される。海外注文でよくあるように「日本の住所って英語でどう書くんだっけ…」などとつまらぬことで悩まなくてよいのだ。オンライン決済も出来てしまうし、購入までの流れがストレスフリーに近い。こうなってはもう抵抗は不可能である。

あれよあれよという間にEntry CoverとFront Glass(Entry Kitと同等だがバラで買ったほうが安かったので)を購入してしまった。

待つこと3日。

Fedex Express郵送によりOutexは、はるばるカナダよりあっさりと自宅に到着した。

届いたOutexを眺めてみると、やはり小さい。ポケットサイズではないか。

これで一眼の水中撮影ができるなんて夢のようである。カメラを収納してみると、もともとE-M1は、他社の一眼レフと比べれば小さいので難なく入る。ストロボはE-M1付属の標準ストロボを使うは無理そうなので、あらかじめOLYMPUS-PENシリーズ用の高さの低いFL-LM1を用意しておいた。これをつけて収納すると流石にちょっと窮屈で、ストロボ部だけ四角くゴムが突っ張ってしまう。それでも、なんとか入らないことはない。十分実用可能と判断した。

折りたためばポケットサイズ

さて、所変わって北海道。私と後輩はサクラマスとカワシンジュガイを探していた。9月中旬の道北は、サクラマスにとってはもう遅い時期で、見かけるのは産卵後の斃死個体ばかり。

撮影内容自体はそれほど芳しくはなかったものの、Outexは機能通りに使えていた。ストロボもうまく機能していたし、画質もクリアだ。コンパクトなので持ち運びはもちろん、ちょっと立ち寄った川にもライトな気分で持って入れる。

機動力というのは数字に出ないカメラスペックであるが、重要な要素であると再認識した。

一方で、いかんせんゴム製だけに、カメラのダイヤルやレンズのズームリングが回りにくい。回した後にちょっとした戻りがあるのだ。また、設定変更時には、カメラ本体の小さなボタンをそのまま押すことになるので、手袋をつけたままでは操作しづらい。液晶が見づらいのはPro Kitを買えばいい話であるが、ボタンの押しづらさはどうしても残るだろうなぁ…。

どうやら、このアイテムは素手で操作するのが前提で作られているようだ。川や海のなかにガッツリ沈めるのではなく、湿地や海水浴など、「濡れる可能性がある場所」あるいは「ちょっとだけ沈めて取りたい場所」でこそ真価を発揮できる機材のように感じた。


さて、4本ほど川をめぐったあたりだろうか。カワシンジュガイの撮影をしていると、シャッターが切れたり切れなかったり、どうもカメラの調子が悪いような気がした。

「おいおい、勘弁してくれよこんな時に!」

カメラの処理能力がいっぱいになって動きが鈍ったのかと思いながら撮影を続けると、今度は突然「カカカカカッ!」と猛烈な連射を始めるではないか。シャッターボタンを離しても連射はやまない。

驚いて手元を見ると、カメラの液晶部とカバーがくっついて画面が妙にクリアーだ。

「むぁっ!水没かっ!」

陸上へとあがって、しげしげと見れば、時すでに遅し。

Outexのゴムカバーの底には2mmほどの水が…

水没の原因は明らかで、ストロボの角ばった部分のゴムが伸び、一部に穴が開いていたのだ。個人的には多少浸水したって「E-M1は防塵防滴なので大丈夫だ」と思っていたのだが、ストロボとの接合部にはカバーがないことを思い出した。水はそこから来ているようだった…

思い出すのは、ゲームやマンガに夢中になっているときに、母親に声をかけられても生返事ばかりしていると、ついには雷が降ってくるという少年時代のあのパターン。初期の段階で対応していれば被害はもっと少なかったのだろう。特に被写体はカワシンジュガイ。少々目を離したって動くものではなかった。しかし、私という人間はそんなに器用にできていないらしい。世間のパソコンはコアが4個だ6個だと言っている中、私の頭はいつまでたっても1コアなのだ。

ちなみに愛機E-M1、最終的にはシャッターすら切れなくなり、電源を入れると白画面の液晶に、手振れ補正の「コォォォー」という音だけがなる、怪音を発するマグネシウム合金の小箱と化した。


Outexの名誉の為に報告しておくと、適正な使い方をしていた後輩のほうは最後まで通常使用にまったく支障をきたしていない。つまり、この不具合は、無理やりストロボを突っ込むという不適切な使用が生んだものであることは書いておかねばなるまい。Outexの日本での使用者は、多分まだほとんどいないのではないかと思う。そういう意味ではこのブログはかなり早い段階での使用レポートになろうかと思うが、その内容がこんな感じでOutexには誠に申し訳ない限りである。


さて、話はもう少し続く。この時点での私は、カメラを失ったダメージよりも、この先どうやって写真を撮るかに思考が向いていた。また、Outexをこのままただの”穴あきゴム”なるデンジャラスアイテムのままにしておくことにも我慢がならなかった。さらにいえば、「北海道でのサケマスの産卵を目撃するこの時間は取り戻せるものではないのだ!」的な勢いもついていた。

その日の工程が終わり次第、ホームセンターへ駆け込み、接着剤”スーパーXブラック”を購入。即刻穴をふさぐと、再び脳内には黒板五郎が登場した。もう、頭の中では口をとんがらせながら「やるならいましかねぇ!」とコブシをふるいっぱなしである。

翌日、北見のカメラのキタムラに駆け込むと、勢い、E-M1markIIを購入してしまった。カメラの購入など実に5年?ぶりである。

以降の撮影はこのカメラをOutexにはめて使った。

つまり、穴があいて水没したゴムに簡易補修だけ施し、大枚はたいたNEWカメラに装着し、水中に突っ込む、という極めてリスキーな行為をとっていたわけだ。幸いにもそれ以上の2次災害は生むことなく、それなりの撮影成果も得ることができたが、思い返してみるとなかなかの鳥肌ものである。

北海道から戻った現在、印象に残っているのは「やるならいましかねぇ!」の精神がもたらす”脳内リスクマネジメントシステム無効機能”の凄まじさのみである。

カメラに関してはと言えば、E-M1を失ったダメージと、勢いで買ってしまった後ろめたさが混ざりあい、新しいカメラについて触れる気が起きない。せっかく買ったのに、新しい機能や画質を確認することすらしたいと思わないのだ。むしろ目につかないように遠ざけている感すらあり、昔から愛用している古い水中用のカメラシステム(E-PL5)の強化を考えはじめたくらいである。多分、人間の脳には、勢いで起こした過去の行動を忘れようとする機構があるのではないかと思う。

一応撮れたカラフトマス。ストロボがないのでメリハリがイマイチ。



2019年10月21日月曜日

陸上では

正直、新レンズm.zuiko12ー40の実力を感じていなかった。が、水中で小物を狙ってみるとキレの良さを実感した。この感じはzuiko50マクロ以来かと思う。

被写体はヤマノカミ。カジカのように岩陰に隠れているのを想像していたが、こやつは河床でじっとしているタイプのようだ。所詮は縮小画像なので伝わりにくいが、この皮膚の質感の表現力はなかなかだと感じた。




2019年8月31日土曜日

手持ちレンズの構成を…

変えてみた。

所有していたm.zuiko  9-18mm、m.zuiko 60mm Macroを売りに出した。広角とマクロを手放すというのは生物的にどうかというところはあった。しかし、広角はもう少し寄れればなぁというシーンが多く、マクロは単純に標準からの付け替えがめんどくさい。そんな理由から持ち出す機会が減っていた。
また、水中で使う場合、レンズの付け替えは出来ないのでどちらのレンズもそれぞれの特性を考慮した撮影シーンを見定めていかねばならない。9-18だと大型魚、60マクロだと小型の動きの少ない魚、が対象となるが、普段撮るのは良く動く中~小型の魚であり、やはり水中でもこの2本で挑むシーンは少なかった。
ドナドナした2本。売却時に匿名配送にてこづった。

売ったお金で新たに購入したのがm.zuiko 12-40mm。標準レンズとしては広角よりだし、何より寄れるのでマクロの代わりにもなると判断。結果、2本のレンズをまとめて、さらに標準域の焦点距離も足した形だ。このレンズとZuiko Digital 50-200mm SWDの2本というシンプルなシステムで当面過ごす形になりそう。
陸上、水中問わず幅広く活用したい。
ニューカマー12-40mm。美品中古が安価で手に入って喜んでいたのだが、中古ショップで同状態のものがフードつきで同じ値段で出ており、若干の敗北感がある。



2016年11月26日土曜日

これが噂の…

本日は入院したE-M1の引き取り日だった。

新宿オリンパスに入ると前回同様待ち人数0人。
平日はいつもこんなもんなのだろうか?

入ってすぐに引き取り手続きを開始する。
すると、いきなり「こちらの都合で申し訳ないのですが…」と切り出される。
「オイオイ、手は尽くしましたが…とかそういう話か!?」と嫌な予感が駆け巡る。

が、次の瞬間「修理に必要な部品が不足しているため、新品交換にさせていただきましたが、よろしいでしょうか?」というではないか。値段は修理見積もりより5千円安い1万5千円。しかも半年保証つき。

これが噂の神対応ってやつだろうか?

よろしいもなにも、これ以上の話はない。二つ返事でオッケーである。もともと中古で買ったカメラだから修理どころかむしろ購入前より良くなってしまうわけで。
新しい機体を得たのも何かの縁、こりゃしっかり使い込まないといかんな。

このところろくでもないことばっかりだったが、たまにはいいこともあるもんだ。。。

撮影枚数は最初100枚以下でした。


<備忘録>
E-M1のシャッター数の確認法は以下のとおり。
1.MENUを押しながら電源オン。
2.もう一回MENUを押し、モニタ調整を選択
3.上下を押し、OKを押す。
4.上下左右でシャッター
5.右を押すとPAGE2に表示される。

2016年11月22日火曜日

あえなく

シャッター幕不良のE-M1は新宿オリンパスプラザへ入院とあいなった。

先日ののび太のママ法でだましだましいけるかと思ったのだが、シャッター幕が落ちたままの症状は寒くなるほどひどくなる。一コマごとにカメラをひっぱたく動作はめんどくさいことこの上ないし、気分的にも良くない。

第一シャッターチャンスを逃しまくりで、業務にも支障が出ていた。のび太のママだって1分ごとに止まるテレビだったら流石に修理を依頼するだろう。修理費はほどほどにするが、中古のE-M1をもう一台買えるほどではない。致し方なし。

 

秋の現場はほぼ終わっているので手遅れ感は否めないのですがね。

 

2016年10月30日日曜日

のび太のママじゃないけど・・・


2回目のインド渡航以降、E-M1の調子が悪い。

電源を入れた後や、シャッターを切った後に、シャッター幕が閉じたままで液晶が完全にブラックアウトするときがしばしば。

ネットで調べると、どうも同じ症状の方が結構いらっしゃる。

いろいろ読むと、衝撃を与えるとシャッター幕が開くそうな。どれ、と試すとなるほどなるほど。

ブラックアウトした状態でカメラの下をはたくとシャッター幕が開く。ピックアップサービスで直そうと思ったけど、とりあえずこれで100100中開くから良しとしよう。
お金もないし。。。


2015年3月12日木曜日

タイプかも…

今日は花粉がひどい。
朝起きるなり目がかゆかったのだが、やつらは家の壁を貫通するのか?

さて、少し早く上がったので、会社帰りに電気屋へ(またか…)。
展示してあるE-M1+M.Zuiko40-150PROのセットをさわってみた。

これはヤバイ。
レンズの質感がZD50-200SWDの比ではない。なんというか、触るとひんやりする金属感がたまらないのだ。
さらに、AFも驚くほど早く、静か。
もっと言えば、インナーズームで、ズーム時にレンズが伸びないのが良い。この辺り、どでかくて伸びるZD50-200SWDとは対極で、全てがコンパクトにまとまっている印象。それでいてカリカリに解像するんだからなぁ。
重いという評価もあるだろうけれど、個人的には大きくて軽いより、小さくて重いもののほうが好きだ。
そういう意味では、この組み合わせはどストライク。
誰か心ある人が買い与えてくれないだろうか。
今すぐとは言わない。
運動会の前くらいまでに。

2015年3月5日木曜日

野鳥撮影用の望遠レンズ

野鳥撮影用の望遠レンズをリサーチする必要があったので、オリンパスの写真投稿サイトで望遠レンズの作例を調べてみた。

レンズ・カメラに対する物欲は最近静まり返っていたのだが、作例を見だすと危ないですな。特に最近発売されたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO。なんというクリアな写りだ。解像もカリカリである。AFも早いらしい。
陸上からの魚撮影に最適なこの焦点距離、自分はZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDを持っているのでいいか…とも思っていたのだが、そんな自制心を吹き飛ばしそうな写真が目白押しであった。

危いところではあったが、後にZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDの作例も見てみると、こちらもかなりの解像感ある写真がのっており、少し自制を取り戻す。
オリンパスのカメラは、2010年発売のE-5以降、解像度が格段に上がっている。自分はZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDをそれ以前のE-3で使っていたのだけれど、正直解像感には不満があった。もともと、このレンズはコントラストが弱めで、輪郭の線が細めに写るレンズのように感じていた。そのため、少しでも適正露出からはずれる箇所では、情報が潰れやすいレンズだったように思う。しかし、2013年発売のカメラE-M1での作例を見ると、こうした箇所の鳥の羽毛であっても精細に解像している。つまり、昔はカメラ側の都合でつぶれていた情報が、カメラの性能向上で表現できるようになったのではないかと思う。
問題はAFだ。ノーマルのフォーサーズレンズが普通に動くカメラはE-5とE-M1だけ。どちらも中古が私の手の届く範囲まで価格が落ちていない。はやく落ちてこないかな。

さて、こんな事情もあってか、望遠系レンズの作例を見ると、安価なレンズであっても最近のカメラで撮ったものはどれも解像感は高い。ノーマルフォーサーズのZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6だけはちょっと落ちるかな。色にじみがでて羽毛を改造するには厳しいと思う。写らないわけではないけどね。
逆に、ダブルズームキットのM.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6 R、高倍率ズームのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6などは、正直ダメだろうと思ってみていたのだけどなかなかどうして。最近のカメラで撮った作例は結構かっちり解像している。ただ、いかんせん焦点距離は短いので野鳥には厳しいかな。でも、普通の望遠レンズとしては十分な気がする。

野鳥撮影に一番コストパフォーマンスが高いと感じるのが、焦点距離が長いM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II。テレ端まで解像感は十分あるように見えるし、フォーカスもけっこう早いらしい。軽いし写りがいいし、手ごろだし…で、調べているうちにほしくなってきてしまった。オリンパスのレンズって総じて廉価なレンズからシャープに写るんだなぁ…と改めて感じた。

ただね、ZUIKO DIGITAL ED ED 90-250mm F2.8だとか、ZUIKO DIGITAL ED 300mm F2.8とか50万円オーバーのレンズは話が別。作例を見ると震えが来るくらいの解像感と、そして被写体が浮き立つような雰囲気。まさに異次元だ。
お金が無尽蔵にあるならば、E-M1とZUIKO DIGITAL ED ED 90-250mm F2.8の組み合わせがほしい。

私的オリンパス野鳥撮影用レンズランキングとしてはこんな感じですかね。まぁ、あくまで個人的な感覚なので悪しからず。
ZUIKO DIGITAL ED90-250mm F2.8=ZUIKO DIGITAL ED 300mm F2.8> M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO = ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD > M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II > M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6> M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6 R > ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6

2015年3月4日水曜日

iPhoneによるTG-3の遠隔操作

昨日は少し早く上がったので、電気屋へWi-Fi接続のSDカードリーダーを探しに行った。
見当たらないので店員さんに聞くと、少々お待ち下さいとの事。しばし待って登場したのが、イヤホンジャックに接続する形のクレジットカードリーダー。Wi-FiでもSDカードリーダーでもない、なにやら金銭的リスクに満ちたアイテムが出てきた。
うーむ。
これは「買うな」というお告げなのだと判断して店を出た。
女性の店員だったのだが、せめてにこやかに笑ってくれれば「いや~、これじゃないんすよ~」とでもいえたのだが、「これ以外はウチにはないんですが何か?」みたいな反応だったので少しやるせなかった。
iPhoneないしはiPadの容量増加で結構必要になりそうな機材だと思っていたのだが、案外と需要は少ないのだろうか?

それにしても、先日からiphoneいじりが止まらない。
本日はiPhone経由でデジタルカメラ、オリンパスTG-3をいじってみた。
このカメラ、防水のコンデジとしては4万円弱と高価であるが、接写でピントが合う範囲が広くなる深度合成機能など、実用的な機能が満載であることから大人気。
表現力だと、ピントが合う範囲が狭い一眼デジカメのほうが好まれるのだが、接写で生き物をくっきりと写したい場合には圧倒的にコンデジが有利なのだ。
そんなこんなでこのカメラ、調査業界関係者や昆虫愛好家に大ヒット。
このジャンルでは事実上1強な感じになっている。
ちなみに、今回のカメラは人から借りたもの。自分でもほしいけれど経済的に手が出ない。

さて、このカメラの多々ある機能の一つに、iPhoneと無線で接続し、カメラ内の画像を読み込んだり、iPhoneをリモコンとしてつかって遠隔操作できたりする機能がある。
接続のしかたはごく簡単。
まずはiPhoneでApp Storeから、OI.Shareという無料アプリをダウンロードし、インストールする。そして、iPhone側の設定をWi-Fiオンに。
その後、TG-3を起動し、メニューからWi-Fiスタートを呼び出し、表示されたQRコードをiPhoneにダウンロードしたアプリで読み取ってやれば接続できる。
OI.Shareのメニュー画面。下のカメラマークをタップして接続。


 OI.Shareアプリのリモコンボタンをクリックすると、iPhone上にカメラが映し出す映像とカメラの撮影メニューが表示される。
この状態で、リモコンとしてカメラを操ることができ、ズーム、撮影モードの設定、フォーカスをするポイントの選択、露出の設定、絞り値の設定が可能。
唯一ストロボ及びリングフラッシュの使い方だけがよくわからない。つなげる前からオンにしておかないとだめなのかな?
いずれにせよ、手持ちの携帯がすぐにリモコンになるので、室内での標本撮影など手ぶれしやすい状況ではすごく助かる。

アユの標本を撮ってみた。三脚くらい使えよ・・・って話ですが。背面液晶にはQRコードがうつっているが、しばらくすると消える。
カメラリモコン側の状況。右上の顕微鏡マークが撮影モードの設定箇所。画像左の矢印をタップするとズームバーがでてくる。
      
ちなみに、どれぐらいの遠距離から操作できるのか少し離れて実験してみた。
結果、良好に反応したのは、大体10メートルといったところか。10メートルあれば魚の撮影にも充分使えそうだ。

問題はバッテリーかな?でも、Wi-Fi接続時は背面液晶がオフになるから、その分電池も持つのかもしれない(未確認)。
いずれにせよ、産卵床に設置しておいていざという時にシャッターを切るなんてことも可能か・・・などと、妄想膨らむ機能である。
欲しいなぁ。

2014年7月2日水曜日

E-PL5+MMF-2+Zuiko14-42

最近、水中撮影はもっぱらE-PL5+M.Zuiko9-18mmあるいはM.Zuiko60mm Macroを使っていました。しかし、60mmマクロが自分の欲しい焦点距離よりも微妙に長く、かといって9-18では小物を撮るには画角が広すぎる。
じゃあ、標準(M.Zuiko14-42mm)を使えばいいではないか・・・となるのが普通の発想。
しかし、以前、親にE-PL3を譲渡したときに標準レンズも一緒にあげてしまった。


そこで、今回はE-PL5にフォーサーズアダプタをかませて、フォーサーズシステムの標準レンズ、ズイコーデジタル ED 14-42mm F3.5-5.6を使ってみました。
ちなみに、E-PL5のハウジングPT-EP10はこのレンズをサポートしているわけではありません。
そのため、レンズにギアの類はなく、ハウジングに入れた状態ではズームもマニュアルフォーカスもできません。
そして、レンズは14mm-25mm位のレンジまでしか使えません。が、今回欲しかったのは25mm(35mm換算50mm)くらいの画角だったので、ここは問題なし。そんなこんなで、25mmに設定して、出撃しました。

とりあえず、ゴクラクハゼに被写体になっていただいたのですが、このレンズ写りますねぇ~。
解像感でいえば、M.Zuikoの標準よりもだいぶいいと思う。25cmまで寄れるのもよいし。
ただし、フォーカススピードはとてつもなく遅い。
シャッターチャンスを逃しまくりです。
いくら写りがいいといっても、写すものに逃げられ続けていては話になりません。
やはりM.Zuikoの標準レンズが必要かと感じました。ま、安いですしね。

ちなみにゴクラクハゼ、カワヨシノボリはだいぶおなかがぺったんこになってきたのに、本種はまだおなかがパンパン。産卵期はもうちょっと後なのかな?

2014年3月12日水曜日

E-M10を見てきた。

本日は割と早めに会社をあがれたので、大宮ビックカメラでE-M10を触ってきました。

触った感じ、思っていたよりもだいぶ小さい印象です。E-M5から防塵防滴を取り除いたようなスペックですが、ボタン類やダイヤル類はE-M5からだいぶブラッシュアップされた、うまく言えませんが、しっかりした操作感がある感じです。
あと、ファインダー(EVF)も見やすくなっていると思います。

個人的には像面位相差が無いのが不満。あれば買っていたかもなぁ〜。
というか、今後像面位相差付きのエントリー機を出す気はあるのだろうか?
『フォーサーズレンズを使いたい人はフラッグシップを買って下さい』なんていう対応は許されませんぜ、オリンパスさん!

2014年2月12日水曜日

大雪の2日後

本日はおとといに引き続きイタチ狙い。
やはり、一回撮影している場所は狙いをつけやすい。
出てくる場所が予想できる雪のある時はなおさらだ。
おかげでだいぶん寄って写せました。

ニホンイタチ
Ai ED Nikkor 300mm F2.8S IF(New)+
×1.4倍テレコン+近代インターナショナルマウントアダプター
  f11.0 1/640 ノートリミング


で、帰ってきてから買い物に行き、家に戻るや否やこんどは子供を連れて羽生水郷公園へ。
この時期は特に人口密度が低いので、子供を野放しにするにはとてもよかった。
私としても水鳥中心に被写体も多く、あきません。
ここは今後多用しようと思います。

以下、すべて撮影機材はAi ED Nikkor 300mm F2.8S IF(New)+×1.4倍テレコン。
子供を35mm換算840mmで撮るってことのほか難しい・・・野生動物のほうが楽かも。





2014年2月11日火曜日

大雪の翌日

大雪の翌日、雪から草地が顔を出している場所に鳥が集まっている風だったので、埼玉県羽生市の自宅から徒歩2分くらいのところにある場所に写真を撮りに出かけました。
気持ち的には、先日書いた高感度ノイズ低減の設定をOFFにした効果を見るくらいの気分だったんですが、思わぬ出会いがありました。
鳥を見ている最中、ニホンイタチをちらりと見かけたので雪面を探すと、足跡+出入り穴を発見!
雪が降ったのは昨日だから明らかに今使っている場所でしょう。
そこで、レンズを向けて待機すること10分ほど。チョット遠いですが写真に収まってくれました。
たまに家の近所にいるのを見かけるのですが、写真にはなかなか撮れません。雪さまさまです。

ニホンイタチ
Ai ED Nikkor 300mm F2.8S IF(New)+
×1.4倍テレコン+近代インターナショナルマウントアダプター
  トリミング有

ついでに鳥も撮りました。セッカ?現行機E-PL5+先日の設定のおかげで、
解像感は以前使っていたE-3と比較すると高いことを体感。ま
ずいなぁ、鳥撮りが楽しくなりすぎそうだ。。。
(撮影機材は同上)

しかし、換算840mmの超望遠でマニュアルフォーカスは歩留まりが悪い。
単に自分の技術不足といえばそれまでですが、どうしたって速写性は低いです。
今回は雪でたまたまイタチの出入り穴が見つかったからいいけれど、普段ひょいっと現れたときは写真に収めるのはまず無理です。
実は、鳥もこれくらいしかまともに撮れていません。

オートフォーカス(以下AF)の効く望遠だとZuiko Digital ED 50-200mmをもっているけれど、マイクロフォーサーズ機でAF動かしてもそのスピードはマニュアルと変わらない・・・というか、大外しすると思考停止するので望遠に関する限り、個人的にマニュアル以下だと思う。
とにかく、実用性はゼロである。
解決方法としてはフォーサーズレンズが普通に動くE-M1かE-5を買うしかないのだが、それがために買うにはあまりに高い買い物だし、「対応したものがないから新しくて高いのを買え」というのもなんだか納得もいかない。

レンズ側で対応しようにも、そもそもマイクロフォーサーズでちゃんとしたAFが効く超望遠がM.Zuiko Digital ED 75-300mmと、LUMIX G VARIO 100-300mmしかない。
望遠目的でフォーサーズを選ぶ人だってそれなりにいると思うのだが、それをズームレンズだけであしらおうというのはちょっとねぇ。せめて300mm F4.0あるいは400mm F5.6くらいの中級単焦点望遠レンズを用意して欲しいなぁ。

もっと言えば、フォーサーズレンズへの対応がフラッグシップ機E-M1だけってのもちょっと解せない。このままでは、フォーサーズレンズをそろえた初中級者は軒並み切り捨てたことになるではないか。せめてE-PLクラスで像面位相差AFが駆動するカメラをつくってくれ~!!!
・・・そして、ふと気づいたが、パナソニックに至ってはフォーサーズってなかったことになってるんだろうか?
ライカレンズとか10万以上するレンズをそろえた人たちって一体・・・

2014年2月6日木曜日

今更? E-PL5で鳥を撮るときは高感度ノイズ低減を絶対に切るべし!

冬は魚が動かない。
いや、寒いので、なにより私が川に潜りたくない。
そんなわけで、鳥だの虫(フユシャク)だのに興味がいきがちな今日この頃なのであります。
しかし、鳥を撮っていてふと思ったことがありました。

現在私が使っているカメラはオリンパスのE-PL5。
その前はE-PL1を使っていたのですが、確かに言われているように高感度の画質は断然良くなったと思います。しかし、低感度ではどうでしょう?
それほど良くなった気がしない・・・どころかちょっと悪いかも?、くらいの感想が本音でした。
特に思ったのがZD50-200/f2.8-3.5SWDをつけているときです。
なんだか解像感がない。
細かいところがつぶれてのっぺりしてしまうのだ。

そんなこんなで、あれこれ探っているうちに、「高感度ノイズ低減」の話に行き着きました。
いや、そうかなーとは思ってたんですよ。でもね、これの設定、結構奥深くにあって気づかなかったんです(説明書参照:スーパーコンパネの設定で「露出/測光/ISO」という項目を出してやらなきゃいけない)。

さて、この「高感度ノイズ低減」という機能、カメラを買ってから特にいじらなければ「標準」になっています。
しかしこれがくせ者、高感度とは名がつくものの抵感度でもしっかり働いていて、色々試した結果、この設定一つで解像感がどえらく違うのがわかりました。

下の写真はカラフトマスのぬいぐるみを約3m位の距離から撮影したものです。
撮影に用いたカメラはもちろんE-PL5その他の設定は以下の通り。
レンズ:ZD50-200SWD(200mm) 絞り:F8.0 ISO:200 SS:2秒
わかりやすくノイズ低減offと強だけにしてみましたが、ご覧になってどうでしょう?


高感度ノイズ低減-off
高感度ノイズ低減-強

等倍比較

大きな画像ではわかりにくいかも知れませんが、等倍拡大した画像の目の後ろの部分に注目してみてください。
白い細かい毛の部分の解像感がだいぶん違い、ノイズ低減強のほうは毛の繊維感が完全になくなってしまいました。ちなみに、ここでは"強"に設定しましたが、デフォルトの"標準"でも、それなりに解像感は失われます。
正直ここまで差が出ると、高感度ノイズ低減が入っている時の50-200SWDでは、レンズ性能が発揮できているとは思えません。
おそらく、ダブルズームキットのキットレンズZD40-150がノイズ低減-offであれば解像感で大負けすると思います。

この違い、風景写真など微細な鑑賞を行わない写真ならたいした問題もなさそうなのです。しかし、鳥のように細部の毛の質感などを鑑賞したいときにはかなり大きな差になります。
まぁ、世間一般では、オリンパス機は”ノイズが多い”というイメージがついていたので、オリンパスとしてもこれを払拭すべきこういう設定にしたのかなぁ・・・とも思いますが。

私がこれに気づいたのは昨日です。
で、解像度があまりに変わるんで「今までのはなんだったんだー!」と嘆いたか・・・と、いえばそうでもなく、むしろ新しいレンズが手に入った気分になり、今、非常にテンションがあがってます。
これまで、エナガのように白っぽい鳥を撮ると、白い部分が塗りつぶしのようになってしまっていましたが、これで劇的に解像感があがる予感がします。

まずいな。会社休んで渡良瀬遊水池にでもいっちまおうかな・・・

2013年12月18日水曜日

大型カメラグリップ MCG-2導入


現在のメインカメラ、E-PL5用に大型カメラグリップ MCG-2を導入しました。
大型といってもちょっとでっぱるくらいで大して大型でもなく、まぁノーマルグリップよりは指をかけられるというぐらいです。
実際に使うときは、撮影時は人差し指だけ、持ち運ぶときは指二本をかけています。
グリップした感じ
これでもホールド性能は抜群にアップ。
先日息子のお遊戯会で、マウントアダプター+Zuiko Digital 50-200mmをつけて使いましたが、これまでよりも格段に使い勝手がよくなりました。
なんといっても、このレンズをつけたカメラを片手で持てるのがうれしいです。
もともと、私のE-PL5自体が、フジヤカメラで中古のグリップ欠品のもの、つまり金属面むき出しのつるつるのものだったので、特にそう思うのですが・・・
E-PL5+ZD50-200
(左:元の姿、右:グリップとビューファインダー装着後)

E-PL5はいいカメラだと思うのだけど、これまで使っていたE-3と比べると絞り、露出補正、感度設定などの操作性が格段に劣るのは否めません。基本的に設定をあまりいじらず撮るユーザー向けの、エントリーモデルだからしょうがありません。

これまでは、望遠レンズを使うときには、持ちにくい上に設定が変えにくかったりして、あまりにじれったくてE-3に付け替えていたりしていました。しかし、家に帰って写真を見ると、やっぱり画質、とりわけ高感度画質は6年前の最高性能モデルE-3よりも、イマドキのエントリーモデルE-PL5のほうが格段によく、たいそうがっかりしたことが何度もありました。
今回のグリップ導入で、こうしたストレスはだいぶなくなるような気がします。

お金さえあればE-M1を手に入れるのが正当な解決法だとは思うのですが、このグリップに2,600円を払うかどうかすら悩んだ私にはない選択肢でした。
こちらは、5年後くらいに中古で購入かな~。

2013年10月2日水曜日

フォーサーズ・マイクロフォーサーズレンズをカミキリの顔で解像力テストしてみた。

最近、マイクロフォーサーズのマクロレンズ(M.ZUIKO DIGITAL 60mm f2.8Macro)を手に入れ、使っていくにつれ、これまで使っていたフォーサーズのマクロレンズ(ZUIKO DIGITAL 50mm f2.0 Macro)の登場の機会が減った。

どうも、フォーサーズのシステムで撮っている時と比べて解像感が増しているような気がするのだが、これがレンズのせいなのか、ボディのせいなのか気になったので、同じボディでレンズを付け替えてテストをして見ることにした。
被写体は、家のイチジクにとまっていたキボシカミキリ。
動きも少ないし、複眼や細毛が解像感を見るのに適していそうだ。

テストに使ったのは、マイクロフォーサーズのマクロ( M.ZUIKO 60mm f2.8 Macro)、フォーサーズのマクロ(ZUIKO 50mm f2.0 Macro)、マイクロフォーサーズの標準レンズ(M.ZUIKO 14-42mm f3.5-5.6)、コンパクトデジカメ (TG-2)の4種類。
それぞれのレンズで撮った写真の一部を拡大して細部の解像度を比較しようと思うのですが、まず、拡大前の元画像をレンズ別に紹介します。

●元画像

<標準レンズ M.ZUIKO 60mm f2.8 Macro>
マイクロフォーサーズが誇るマクロレンズの一つ。と、いっても、いまのところマイクロフォーサーズではパナライカの45mmとこれの2本しかないが。
画像全体の雰囲気としてはZD50mmf2.0よりコントラストが強い印象を受けた。
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm f2.8 Macro
(E-PL5 1/125 f11.0 ISO200)
<標準レンズ ZUIKO 50mm f2.0 Macro>
フォーサーズの神レンズと言われていた写りのいいレンズのうちの一本。
私も水中、陸上問わず使用してきた。
MZD60mmよりはあっさりとした写りだ。
なお、撮影倍率はMZD60mmよりも少し落ちてしまう。
MZD60mmが19cmまで寄れるのに対して、こちらは24cmまでしか寄れない。
ZUIKO DIGITAL ED 50mm f2.0 Macro
(E-PL5 1/125 f11.0 ISO200)
<標準レンズ M.ZUIKO 14-42mm f3.5-5.6>
こちらは、オリンパスの一眼のレンズキットを買うと付いてくる標準ズームレンズ。
被写体まで25cmまで寄れるのでマクロ的にも使える。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6
(E-PL5 1/125 f11.0 ISO200)
<コンパクトデジカメ TG-2>
お次はコンパクトデジカメ。
最近出た防水デジカメのフラッグシップ(最上位機種)だ。
カメラをごちゃごちゃしているうちにカミキリが移動してしまったので、これだけちょっと違う写真なのはご愛嬌である。
また、設定をスーパーマクロモードでまかせに撮ったらISO400と、画質比較にはちょっと厳しい設定になってしまった。等倍比較ではこの辺を差し引いて見てください。
コンパクトデジカメ
(TG-2 1/60 f11.0 ISO400)
●拡大比較
それぞれの画像のカミキリの顔部分を400×300ピクセルに切り出して比較してみました。



あくまで個人的な感覚としては、やはりZD50mmマクロはすばらしいと思った。
MZD60mmマクロの解像感はZD50mmには僅かにおよばない印象だが、コントラストの高さは地味な淡水の水中では有効かもしれない。うぅむ。陸上でZD50マクロ、水中でMZD60マクロという使い分けができれば理想かなぁ。
なお、MZD14-42mmはマクロレンズと比べると解像力は落ちるが、思ったより細部が写っていた。
実はこのレンズ、あんまり信用していなかったのだけど、今後はもう少し使い込んでみたい。そんな気にさせられた。
最後に、コンパクトデジカメのTG-2だが、もちろんコンパクトデジカメだけあって一眼で撮ったものに比べると解像度は落ちるのは否めない。しかし、ISO400でもしっかり複眼や毛まである程度改造しているのは驚きだ。さらに、このカメラ、被写体まで1cmまで寄れるので、もっと寄ればより細部を写しこむことも可能だろう。これは一眼ではムリな機能であるし、防水でいつでもどこでも持ち歩けると言うのもこのカメラならでは。これも立派なスペックだ。
こちらも現場でがしがしと使い込みたい。

2013年9月19日木曜日

今年の産卵期は長いなぁ・・・

写真:OLYMPUS E-300+Zuiko Digital40-150mm F3.5-4.5
今週は現場がないので、ひたすら事務所にいるのだが、昼休みに通っている川では9月も下旬になろうかという今もオイカワ、ヌマムツの産卵が続いている。
例年、9月にはいるとオイカワが終わってヌマムツだけになるのだけど、今年はまだまだオイカワも元気だ。
もうしばらくは続きそう。
10月まで続いたらすごいなぁ。

どうでも良いのだが、この写真はOLYMPUS E-300という9年以上前に発売されたデジイチで撮った。別に好きこのんで使ったわけではなく、手元にこれしかなかっただけなんだが・・・
撮ってみると、なんだか悪くない。
まぁ、連射がRAW+SQでとると3コマで止まってしまうとか、AWBがひどすぎて、RAW現像をわりとまじめにやらないと見られる画にならないとか、時代相応の問題点はある。
それでも、出す画にはE-3やマイクロフォーサーズにはないような味がある。キットレンズの写りも良い。
グリップ感なんかは現役のE-3よりも良いくらいだ。
ファインダーも小さいながらになんだか見やすい。

なんだか、この筐体のまんま中身だけバージョンアップさせてくれないかな・・・そんな気にさせられた。
って、フォーサーズすら終わっちゃったのにそりゃないよね。
E-M1買うべきか??


2013年9月11日水曜日

E-M1欲しいが・・・すこしひっかかる。




先日9月10日に、オリンパスからマイクロフォーサーズの新型機が発表された。
一番の売りは、位相差オートフォーカスができる。
つまり、フォーサーズレンズがストレスなく使えるらしいことである。
完全に時代に取り残されたフォーサーズ使いの私としてはまたとない朗報だ。
マイクロフォーサーズ機にアダプターをつけてMFしていた日々とはおさらばできるのだ。
なにせ、ここ数年、10万くらいして買った50-200”SWD”がただのオールドレンズになっていたのだ。

しかし、フォーサーズがなくなって全てマイクロフォーサーズに行くというのもちょっと複雑な気分だ。
頑丈なのも良いし、ハウジングがあるのも良い。
ただねぇ・・・個人的にEVFよりやっぱり光学ファインダーなんだよなぁ。
攻撃行動の撮影のように、一瞬を逃したくない場合はタイムラグのないファインダーを使いたい。
イマドキのEVFなら問題ないのかもしれないですが。

値段的には実勢12万程度、EVFどうこう言う前に、そんなお金はないのに気づきました。
E-5の値段が下がったら、中古でE-5買うかな。
しかし、本音を言うと、フォーサーズレンズを持っている人に割引があってくれてもいいんじゃないかなとも思う。
これまで何十万もかけてそろえたシステムがパーになるかもというおそれがあったわけだし、軽い慰謝料くらいくれてもいいじゃん・・・とも思うわけで・・・

2013年4月26日金曜日

Trad2(E-P5)の本体画像

近日中(5月上旬)発表となるTrad2(E-P5)の本体画像およびいくつかの新情報が
43rumorで出てきた。

http://www.43rumors.com/ft5-first-image-of-the-new-olympus-e-p5/

デザイン的にオールドPENに近づけたということでTradということだったのですな。
また、同時にE-PL6も発表となるらしい。
スペック的にはOM-D(E-M5)と同じセンサーを積んだとか、AFが改善されたらしい
という情報が出ているが、個人的に気になるのはやはりAFだ。
噂すら立っていないので厳しいとは思うが、フォーサーズレンズへ位相差AF対応
してくれることを願ってやまない。

2013年4月18日木曜日

TRAD2(E-P5?)に期待するもの。

うわさレベルの話では、4月下旬にOLYMPUSは新機種、E-PL6
およびコードネームTRAD2(E-P5?)の2つを発表するらしい。
どちらも細かいモデルチェンジの内容は流れていない(WiFi内蔵
とか、色が何色とかそんなのだけ)。

新機種に対して個人的に希望するのは、フォーサーズレンズで
まともにAFが駆動するボディにしてくれということだけだ。
そうでないと購買意欲がわかない。
現状のMFT機に、アダプタ経由で50-200SWDをつけたとき、SWD
が「怪しげで無駄な動きをしながら電池だけを消費する」装置に
成り下がっているのを見ると悲しくなってくる。

少なくともうわさレベルではフォーサーズレンズに対応する機種を
開発中とは話が出ているので、期待しているのだが・・・
ここ2年ほど裏切られてばかり。

オリンパスさん本当に頼むよぉ。

http://www.dailycameranews.com/2013/04/olympus-pen-e-pl6-and-trad2-cameras-ready-to-be-announced/