2014年3月25日火曜日

谷間?

胸の話ではない。

本日、マルタの産卵リベンジせんと川へと出撃しました。

結果は、全くの空振り。
マルタはいるけれども、先週に比べて数が少ない。
産卵行動にいたっては一回も見られませんでした。



例年4月上旬までは普通に産卵しているので、今年の産卵期が早く終わったというよりは、小休止状態と見たほうがよいのかなと思っています。
終わった可能性もありますが、この場合、リベンジは来年にお預けかぁ。。。
産卵撮影って毎年進歩が一歩づつだなぁ・・・

そんな状態だったので、今日は新たにこさえたリモートシステムの動作と画角を確認。
そして、ついでに川底の砂利を確認。
1~2cmくらいの砂利にマルタの卵がつぶつぶとついておりました。
卵はまぁ、急に見られなくなったりすることはないので、こんな日にはありがたい。
今日はこれを撮って満足としました。

2014年3月24日月曜日

ニホンイシガメの恋路

3月半ばの川での出来事。
後輩が「水中でイシガメが追いかけあってます!後ろがオスで前がメス?」と楽しそうなものを発見した風だった。
「こりゃあ繁殖の香りがする!」と、現場へ直行。
見ると、なるほどなるほど。その通りの状況じゃないですか。

  

どうやら前の大きいのはメスだろうし、後ろの小さいのはオスだろう。
イシガメの交尾は水中で行われるようで、体位としてはメスの上にオスが乗っかる形のようです。
そこから考えるに、これは交尾に向かっている最中だったな・・・と思われました。

残念ながら動画を撮りながら近づいたら、気づいたオスが逃げてしまいました。
なので、事の顛末はわからずじまいです。
彼らに対しても申し訳なかったのですが、野外でのイシガメの交尾行動なんて映像に収めている人もあまりいなさそうなので私的にも痛かった。
まぁ、そんなのんびり見ていられる状況でもなかったですが・・・

さて、ここで気になったのが「求愛行動はいつするのだろうか?」ということです。
イシガメのオスは前足をメスの前でふるって求愛することが知られています。
もし、今回見た様子が交尾へとつながる行動であるならば、求愛は追いかけあいの後なのか前なのか?

個人的な予測としては求愛は「追いかけあいの前なんじゃないかなぁ~」と思っています。
と、いうのもこの追いかけあってるペア、感じとしては、もうなんだか出来上がっている様子だったんです。
なんだ、その、追いかけあっている姿がなんとも「つかまえちゃうぞぉぉ~」、「ウフフ、つかまえてごらんなさぁぁ~い」的な、つかまえてもらうために逃げている的な・・・
もうお互い合意しながらも過程を楽しんでいるような、朗らかなエロスを感じてしまったのであります。
なんともうらやましい。

なにより、オスが逃げてしまった後のメスの恨めしげな眼差しといったら。
「いいとこだったのに!やってくれたわね!」と言わんばかり。
改めまして、誠に申し訳なかったと思ってしまう次第です。

このメスの目がなんとも恨めし気でして・・・
<参考:イシガメの求愛 youtubeより引用>

2014年3月23日日曜日

ま、こういう日も必要かと。

今週末は金曜日が学生さんへのフィールド案内、土曜日がムスコの卒園式、そして日曜日はかみさんのお母さんが北海道から訪れる。
そんな具合で、スルーできないイベントが多く、マルタへのリベンジがしたくてたまらないのに家で待機とあいなりました。

ただ、イベントは日中なので、子供が寝た後の夜はある程度時間がある。
そこで、これを機会にE-PL5とM.ZD 9-18mmのセットもハウジングをつけて無線で作動するように細工してみる。作業は思いのほかスムーズにいきました。
どうしても広角の画角が欲しかったので、これは嬉しい。

そして、マルタおよびその後訪れるだろう小型魚の産卵の撮影に向けて、焦点距離と絞り値、被写界深度の感覚をチェック。M.ZD 9-18mmとZD14-54mmをあれこれ試行錯誤してみたけど、14mm~18mmの重複領域でもレンズによって結構感じが違うもんだなぁ。
ちなみに、マクロも試したけれどこれはまぁ、普通に撮らないとダメみたい。わかってはいたけれど多少絞ったところで被写界狭すぎ。

等間隔に本を置いて被写界チェックしてみた(もっといいやり方ありそうだけど・・・)。