ただ、インドの生息種に関してはほとんど情報がない。生態はともかく、ムンバイ湾での生息種と見た範囲の漁業くらいどこかに書き残しておいた方が良いのかと思った。ムンバイなんて大都市の伝統漁業なんて場合によってはすぐなくなってしまうかもしれないし。せめてこのブログにくらいは…
2019年9月20日金曜日
2015年3月9日月曜日
書籍雑感:河川中流域の魚類生態学
昨年から今年にかけて淡水魚に関する本が何冊か出ており、どれも見逃せないものばかりだった。これはそのうちの1冊。
本日読了。
あまり厚さのある本ではないが、親しみやすいイラストが描かれた表紙に似合わず、中身は強烈。
一章一章が論文のようであり、中流域の魚の第一人者である著者の思いのつまった1冊であった。なんというか、「私はここまでやったぞ!後に続く者出てこいや!」、という感じの挑戦状とも思えるような迫力のある本だ。
本書には、たくさんの情報、他の本には書かれていないような知見がたくさん含まれているが、正直「川の魚について知りたいな」と言うライトな感覚で読むのはお勧めできないかな。
ただ、河川の調査に携わる人間には、読めば必ず感じるところがある1冊だと思う。
2014年11月17日月曜日
今号は興味深く
昨日から腹を下し気味。
今日も腹がずっとゴロゴロいっている。
それにしても屁って不思議だなぁ。
気体は液体よりも軽いはずなのに何で尻から出るんだろうか?
げっぷならすんなりわかるんだけど。
腸の中に気体逆流防止弁でもついているんだろうか?
それはともかく、昨日最新の魚類学雑誌が届き、通勤中に電車の中で読んでみた。
今号はアユモはもちろん、カワムツ、アブラボテ、シマヒレヨシ、サケなど顔なじみのネタが多く、さらには個体の撮影法や魚類検索第三版の書評があって最初から最後まで興味深い内容が詰まっていました。
特に興味があったのがアブラボテの論文。
愛媛の個体群はどうやら九州からの移入個体群のようなのだが、在来のヤリタナゴとの交雑が進んでいる場所が見られたり、ところにより置き換わっているそうな。
ヤリタナゴとアブラボテの両者が自然分布するところの中には、すみ分けている場所もあるようだけれど、明らかに同所的にいる場所もある。
同所的にいる場合、繁殖期の成魚の群れは、一応ヤリタナゴとアブラボテで分かれているように見えるし、交雑個体(ヤリボテ)を見る確率もそれほど高くない気がする。つまり、それなりに種間の認識は働いているように見えるので、単純に両者を一緒にしてもそう簡単に交雑するとも思えない。認識力が低下する条件がなにがしかあるだろうのか?ううむ。興味深い。
全然関係ないけど、レッドデータブック2014、貝類が一番分厚いのね。
意外。
今日も腹がずっとゴロゴロいっている。
それにしても屁って不思議だなぁ。
気体は液体よりも軽いはずなのに何で尻から出るんだろうか?
げっぷならすんなりわかるんだけど。
腸の中に気体逆流防止弁でもついているんだろうか?
それはともかく、昨日最新の魚類学雑誌が届き、通勤中に電車の中で読んでみた。
今号はアユモはもちろん、カワムツ、アブラボテ、シマヒレヨシ、サケなど顔なじみのネタが多く、さらには個体の撮影法や魚類検索第三版の書評があって最初から最後まで興味深い内容が詰まっていました。
特に興味があったのがアブラボテの論文。
愛媛の個体群はどうやら九州からの移入個体群のようなのだが、在来のヤリタナゴとの交雑が進んでいる場所が見られたり、ところにより置き換わっているそうな。
ヤリタナゴとアブラボテの両者が自然分布するところの中には、すみ分けている場所もあるようだけれど、明らかに同所的にいる場所もある。
同所的にいる場合、繁殖期の成魚の群れは、一応ヤリタナゴとアブラボテで分かれているように見えるし、交雑個体(ヤリボテ)を見る確率もそれほど高くない気がする。つまり、それなりに種間の認識は働いているように見えるので、単純に両者を一緒にしてもそう簡単に交雑するとも思えない。認識力が低下する条件がなにがしかあるだろうのか?ううむ。興味深い。
全然関係ないけど、レッドデータブック2014、貝類が一番分厚いのね。
意外。
2014年5月18日日曜日
機内誌のオイカワ
今月2回目の北海道へ。
行きの飛行機、ANAの機内誌でなにやら気になる記事を発見しました。
書いているのは日本在住の外国人芸術家。
数ある日本の魚の中で、オイカワを取り上げるとはなかなかやりますな。
とりわけ目を引いたのは、「見ていると、飛行機のようにも見えてくる。」の一文。これは私も感じたことがあります。
産卵期のオスは産卵の直前、胸鰭を広げてメスつつむように泳ぎます。
この動きが、飛行機のように見えるのです。
もっとも、ジャンボジェットと言うよりは、その昔50円で売っていたゴムで飛ばすウレタン製(?)のゼロ戦のように見えるのですが。
著者の言葉が、この行動を指しているのか、それとも単に航空会社に気を使っているのかは不明でです。ただ、観察から出た言葉であればすばらしい。
オイカワを見て飛行機を連想できた人は魚好きでもそう多くはないのではないでしょうか?
行動に対して感じたことは、普段どんなに熱く人に説明してもなかなかに理解してもらいにくいものです。そんな境遇もあってか、この外国人芸術家に勝手に共感して嬉しくなってしまったのでした。
2014年3月9日日曜日
書籍雑感-うなぎ検定
3月3日に発売されたばかりのウナギ本。
木曜日に購入しました。
ぶつぶつと文句的なことを書いてしまいましたが、総じていい本で、ウナギに興味がある人にとっては、読む価値は十分すぎりほどアリだと思います。
木曜日に購入しました。
非常に読みやすい本で、買ってすぐ入ったドトールで読み終えてしまいました。
読みやすいだけではなく、内容も濃いです。
自分の場合、鰻文化や養鰻に関する記述には知らないことがたくさんありました。
この読みやすさからいって、一般の人も相当数読むことが予想され、いつの日か、この手の類の本から得た知識を語られ、ぐうの音も出ない・・・そんな日が来そうで、曲がりなりにも魚を専門とするものとしては少々恐怖すら感じます。
唯一気になったのは帯と最後のほうの内容。
昨年ニホンウナギが、レッドリスト掲載種、つまり絶滅危惧種指定となったことを受けてだろうと思うが、保全啓発的な色合いが濃い部分がいくつか見られます。
別に悪いとはいわないのですが、内容が濃いだけに、最後に来て「結局そのための本かい!」と感じる部分があって個人的に少しうーむと思うところがあったのは事実です。
おそらく、この本を読む人は大半がある程度保全に関する意識もある人だと思うので、ここでいわれてもなぁ~と感じる人は結構いるんじゃないでしょうかね。
ぶつぶつと文句的なことを書いてしまいましたが、総じていい本で、ウナギに興味がある人にとっては、読む価値は十分すぎりほどアリだと思います。
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