2014年5月18日日曜日

機内誌のオイカワ

今月2回目の北海道へ。
行きの飛行機、ANAの機内誌でなにやら気になる記事を発見しました。


書いているのは日本在住の外国人芸術家。
数ある日本の魚の中で、オイカワを取り上げるとはなかなかやりますな。
とりわけ目を引いたのは、「見ていると、飛行機のようにも見えてくる。」の一文。これは私も感じたことがあります。
産卵期のオスは産卵の直前、胸鰭を広げてメスつつむように泳ぎます。
この動きが、飛行機のように見えるのです。
もっとも、ジャンボジェットと言うよりは、その昔50円で売っていたゴムで飛ばすウレタン製(?)のゼロ戦のように見えるのですが。

著者の言葉が、この行動を指しているのか、それとも単に航空会社に気を使っているのかは不明でです。ただ、観察から出た言葉であればすばらしい。
オイカワを見て飛行機を連想できた人は魚好きでもそう多くはないのではないでしょうか?
行動に対して感じたことは、普段どんなに熱く人に説明してもなかなかに理解してもらいにくいものです。そんな境遇もあってか、この外国人芸術家に勝手に共感して嬉しくなってしまったのでした。




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