2014年11月18日火曜日

昨日に続き

昨日に続き、今度はIRを通勤中に読んでみる。
こちらは英文だし、知らない魚のことが多いので、イトヨのところだけ。
どうやらイトヨ日本海型に標準和名がついたようだ。
その名もニホンイトヨ。
14年前に撮影。照明がうつってたり、影が入ってたり微妙にぶれてたりで、あんまり美しくない写真ですが…
仕事的にこれはちょっと助かります。
これまで、東北や関東北部の河川下流域で降海型と思われるイトヨが確認されたとき、リストをもとにいつもめんどくさいやり取りがありました。
このエリアは太平洋に面しているのだけれど、生息している降海型イトヨはイトヨ日本海型。これがどうも具合が悪く、太平洋側の川でなぜに日本海型がリストに出るのかと指摘を受けることが度々ありました。
そのたびに、「イトヨには日本海型と太平洋型があります。そして、日本海型は降海型、太平洋型は降海型と陸封型の生活タイプがあります。今回は太平洋側の河川で確認された降海型の個体ですが、太平洋型の降海型は日本では北海道の東部だけで知られています。一方で、日本海型は名前では日本海型となっていますが、利根川以北の本州太平洋側にも分布しているとされています。そのため、この河川で日本海型のイトヨが確認されることには問題はありません。」という長々しい説明をせねばならなかったのでありました。

今回の和名はこうした違和感をなくすという意味ではとても助かるなぁ~。と思った次第でありました。

2014年11月17日月曜日

今号は興味深く

昨日から腹を下し気味。
今日も腹がずっとゴロゴロいっている。
それにしても屁って不思議だなぁ。
気体は液体よりも軽いはずなのに何で尻から出るんだろうか?
げっぷならすんなりわかるんだけど。
腸の中に気体逆流防止弁でもついているんだろうか?

それはともかく、昨日最新の魚類学雑誌が届き、通勤中に電車の中で読んでみた。
今号はアユモはもちろん、カワムツ、アブラボテ、シマヒレヨシ、サケなど顔なじみのネタが多く、さらには個体の撮影法や魚類検索第三版の書評があって最初から最後まで興味深い内容が詰まっていました。
特に興味があったのがアブラボテの論文。
愛媛の個体群はどうやら九州からの移入個体群のようなのだが、在来のヤリタナゴとの交雑が進んでいる場所が見られたり、ところにより置き換わっているそうな。
ヤリタナゴとアブラボテの両者が自然分布するところの中には、すみ分けている場所もあるようだけれど、明らかに同所的にいる場所もある。
同所的にいる場合、繁殖期の成魚の群れは、一応ヤリタナゴとアブラボテで分かれているように見えるし、交雑個体(ヤリボテ)を見る確率もそれほど高くない気がする。つまり、それなりに種間の認識は働いているように見えるので、単純に両者を一緒にしてもそう簡単に交雑するとも思えない。認識力が低下する条件がなにがしかあるだろうのか?ううむ。興味深い。

全然関係ないけど、レッドデータブック2014、貝類が一番分厚いのね。
意外。

2014年11月16日日曜日

アユの

食べ比べをしてみた。
やはり川ごとに全く違う。
全く別の日にたべてもなんとなく違うのはわかるのだろうが、同じ時に食べると違いに確信が持てる。四万十産と比べると愛知産は香りが少なく癖がない。好みは分かれそうだが、四万十産のほうがアユらしさがはっきりする感じだった。

さて、週末は久々に家で過ごしました。子供の習い事を見たり、自転車の練習補助をしたりと、普通の父さんの仕事をしながら、iPhoneのデータ整理やらOSを8.1にアップグレードしたり、先日の出張中に子供のおもちゃになったらしい前機種IS04のデータやアプリの削除等々、ちまちました作業をしておりました。iPhoneのほうはOSアップ後の変化はヘルスケアだのpodcastだのデフォルトのアプリがなんだか増えたな…という印象。逆にそれ以外の違いがよくわかりません。この辺は使いながらぼちぼちわかることでしょう。
IS04のほうは、まぁかつてよくこんなの使ってたなぁ〜というほど動きが悪い。スタート時のロック解除のスライドすらぎこちなく、十回ほどトライしてようやく通常画面になる始末。
しかし、アプリを軒並みアンインストールしたら、かなり動きがよくなった。使い勝手の違いは、アンドロイドとiOSの差というよりは、単純にマシンスペックの差だったのね。そもそも、アプリをあんまり入れちゃダメな機種だったのかも。スマホとしてどうなのかとは思うけど…
今時のスマホなら、iPhoneと勝負になるのかな?まぁ、iPhoneに不満もないので試す気も今のところないですけれど。