本日は先週に引き続き、静岡の現場に来ています。
宿泊場所は、静岡県浜松市を中心に展開しているのビジネスホテル『玄』。
ここのうりはなんといっても朝食。
バイキング形式なのですが、品目と味が素晴らしい。
ちなみに写真の品目が全てではありません。実際はこの倍くらいあります。
一泊4000円代のビジネスホテルの朝飯としては群を抜いていると思われます。
中でもオススメはソーセージ。自家製なのか、超うまい。
感動すらします。
もはや、出張の7割くらいはこれを目的に行っていると言ってよいくらいです。
さて、先週のことです。
調査に同行してもらったアルバイトの学生さんが、初日、二日目と、朝の集合にやや遅れてやってきました。そして、移動途中になにやら後部座席で軽食を食べている様子。
気になったので問うてみると、2日連続でねぼうして朝ごはんを食べ損ねているというではないですか。
あまりにもったいないと感じた私は、「明日は多少遅れることになったとしても食べてくるように!」と伝えました。
翌日、朝、食堂で彼を見かけたので、私は安堵しました。
どうやら今度はちゃんと食べられたようです。
ここまではよかったんですが、現場に向かう車内で問いただすとひとつ問題が発覚しました。
なんと名物のソーセージを食べていないと言うではありませんか。
我を忘れた私は、つい、「明日はソーセージを食べろよ!いいか!これは義務だ!」と少々強い口調で念押ししました。
その甲斐あって、翌日彼はソーセージを無事に食し、行きの車内では朝食全般に満足したとの感想が聞けました。
で、めでたしめでたしの結果に落ち着いたと言うわけです。
だからどうしたと言うことでもないんですが、なんとなくやり取りが印象的だったのでしょう。
先週の調査が終わった後、車をレンタカー屋へと返却するため、一人運転している最中、このやり取りを思い出したんです。そして、自分へと問いかけました。
もし、もしである。
彼が年頃の女性調査員であったなら、私は同じことを強く言えたであろうか?
「明日はソーセージを・・・」あたりで、考えなくてもよい下らぬ発想が頭を渦巻いて、言葉を止めてしまったのではないだろうか?
そして、もっともっと変な空気にしてしまったのではないだろうか・・・。
「え?ソーセージがどうかしましたか?」そんな質問を真顔でされたらどうすべきか・・・
車内には夕日が強く差し込んでいた。
ミラーに映る自分の顔はオレンジ色に染まっていたが、それは夕日の効果だけではなかったかもしれない。