本日読了。
あまり厚さのある本ではないが、親しみやすいイラストが描かれた表紙に似合わず、中身は強烈。
一章一章が論文のようであり、中流域の魚の第一人者である著者の思いのつまった1冊であった。なんというか、「私はここまでやったぞ!後に続く者出てこいや!」、という感じの挑戦状とも思えるような迫力のある本だ。
本書には、たくさんの情報、他の本には書かれていないような知見がたくさん含まれているが、正直「川の魚について知りたいな」と言うライトな感覚で読むのはお勧めできないかな。
ただ、河川の調査に携わる人間には、読めば必ず感じるところがある1冊だと思う。
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