2015年11月26日木曜日

関東のなれずし

関東にはナレズシの文化はないと勝手に思っていたのだけれど、昨年の冬頃、宇都宮市羽黒山神社の梵天祭に地域の人に食べられていることを知った。そして先日、ようやく念願叶って祭に行くことができた。

手に入れたのがこちら。
その名も「アユのくされずし」。元々は「スナサビのくされずし」、つまりシマドジョウのナレズシだったとか。
いろいろと興味深い食べ物ですが、食べてみると、おぉ…北海道のイズシに似ている。
適度な酸味に加え、発酵したお米とダイコンの歯ごたえがよい。アユもキレイにおろしてあって残すところなく食べられる。鮒鮨と比べればにおいもクセも少ない。もちろん、多少はニオいますがね。
でも、美味しいですよ、これ。最初常温で食べていたが、冷やしたほうが爽やかさが増し、個人的には好みであった。

0 件のコメント:

コメントを投稿