2015年3月22日日曜日

科学記事雑感:所変われば

海の向こう、アメリカはカリフォルニア州ではデルタスメルト(Hypomesus transpacificus )というワカサギの仲間が絶滅寸前なのだそうだ。

この記事では、最後の6尾しかいない!的な書き振りだが、これはあくまで捕獲数なので実際にはもう少しいるのかもしれない。しかし、かつてはごく普通にいる種だったようなので極端に少なくなっているのは間違いないなさそうだ。
減少原因として、外来種、水の塩分濃度や透明度の変化などが挙げられており、長く保全対策がとられているにもかかわらず事態は悪化の一方のようで、打開の糸口は全く見えていない感じ。

日本では今のところ各地にワカサギはいるし、そんな心配はなさそうだ。というより、至る所で放流されていて、どれが在来個体群なのかもはやさっぱりわからない。
これはこれでなんだかなぁ。

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