2013年9月16日月曜日

気持ちの悪い国

今日は台風でどこにも行けず。
で、いつもの魚の話題とは違うのだが、今日一番気になったのは、オリンピック招致プレゼンで阿部首相が発言された「Fukushima is under control」という言葉だ。
朝から様々な討論番組で取り上げられていたが、私としてはいちいち討論を聞いているのすらもどかしく感じた。

ニコニコとしながらこの言葉を発している姿は、失礼ながら、私の頭には悪魔とか、売国奴とかいう言葉と、とにかく薄気味が悪い、そんな思いしか浮かんでこない。
断わっておくが、どこの政党を支持しているわけでもない。

討論の中では、twitterを通じて野党に対して「そんな揚げ足取りばっかりするなよ!」というコメントが多く寄せられていた。
確かに、国会や関連ニュースを聞いていると揚げ足取りのようなやりとりをしていると感じることは多いし、もっといえば大半はそればっかりである気もする。
しかし、こればっかりはそんな次元の問題ではない。

経済成長とか、オリンピックとか、だれもが逆らえないような状況を盾にして、全ての事を進めていくやり方はどこかしら卑劣さを感じる。
最近の日本は本当に気持ちの悪い国になってきいてる気がする。
番組中のtwitterのコメントさえ、放送局側が選んで流しているのだろうか。。。そう思えてしまう。

「大多数の票は都市部にあるんだし、都市の住民の生活には影響ないように見せることが大事だ。そして、反対しづらい明るく見える話題を前面に出して、彼らを逆らえないようにしておけば次の選挙も勝てる。暗い話題は地方に沈めておけばいい。」そんな思いが、政府にもマスコミにも透けて見えるように感じるのは私だけなのだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿