2014年3月6日木曜日

HP記事雑感:Opinion: Real Tragedy of Taiji Is Our Inhumanity Toward Animals

Opinion: Real Tragedy of Taiji Is Our Inhumanity Toward Animals
<NATIONAL GEOGRAPHIC>

先月くらいにナショナルジオグラフィックに掲載された記事で、キャロライン・ケネディ駐日大使が批判したことで有名な和歌山県太地町のイルカ漁に関する記事です。

内容的には、「イルカをはじめとする海洋哺乳類は人間に近いような感情を持つことがわかってきている。だから殺して食べるのってどうなんでしょう?」と言う感じだったと思います。
よく捕鯨反対の話で出てくるような話で、取り立てて目新しいこともないのですが、気になったのはコメントの数です。
ほかの記事もすばらしい写真と内容のものが目白押しなのですが、コメント数は多くが0、20を超えれば多いくらいです。
一方、この記事については付いたコメント数は100以上。

これは日本のイルカ漁に対して世界の関心が高い・・・というよりは、少々うがった見方かもしれませんが、この手の残酷さをあおるような話題に共感したい人が世界中にいっぱいて、それがいろいろな業界の収益にも繋がっているんだろうなぁと感じました。
環境系の雑誌などは、これを載せる載せないでだいぶ売り上げが変わりそうです。

冷静な目で見ると、日本の一地域でほそぼそと行っているイルカ漁が、欧米はじめ日本以外の国の人の暮らしや、生物多様性に対しても大して影響することはなさそうですしね・・・
イルカ漁が様々な報道関連業界の経済刺激に使われている。そんなイメージを持ってしまったのですが、考えすぎですかね。

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