2013年9月23日月曜日

【観察情報】今季のサケ採卵作業始まる

今季のサケ採卵作業始まる


八戸市十日市の新井田川でサケの採卵作業が始まったようです。
・・・ということは、北東北もそろそろサケの観察シーズン到来ですな。
たぶんピークは十月上旬くらいと予想されます。

【観察情報】宅地先の小川にサクラマスそ上【下川】

宅地先の小川にサクラマスそ上【下川】

(名寄新聞 9/21 http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=17125)


北海道は道北、下川町のお話です。
なんともうらやましいですな。
ウチの横の水路にも遡上してくれないだろうか。
産卵場所ないけど・・・

2013年9月22日日曜日

物欲の9月

関東に住む私にとって、9月というのは実に中途半端な時期だ。
サケマスの産卵には微妙に早いし、カネヒラの産卵を撮りに行くにも近くにはいない。
もちろん、サケマスを観察しに北海道に行ったり、カネヒラを観察しに関西まで行けるのならば何の問題もないが、金銭的にも時間的にもそんなに余裕はない。

同様に、9月は仕事的にも微妙な時期だ。
調査の仕事は大体にして、仕様が春季、夏季、秋季という具合に季節ごとになっている。
夏とも秋ともピタッと言い切れない9月は、あまり調査もないのだ。
そのかわり、春や夏にとったデータをまとめなければならず、仕事の多くがオフィスワークということになる。
そう、9月とは実にストレスがたまる月なのだ。

仕事でためたストレスは、来るべきサケマス、そしてカネヒラの観察に向けた妄想、とりわけ、「あれがあればあんなシーンが撮れるかも・・・」といった物欲主体の妄想へとつながる。
新製品が出たり、シビアな条件に遭遇した時を妄想したりすると、もうだめだ。
物欲がとまらない。

私の水中撮影のシステムは、オリンパス製のカメラと純正ハウジングを主体としている。
近頃、オリンパスが新しい製品を発表したことを受けて、旧製品の値下がりが著しい。
そんな事情もあってか、世の中にお買い得と思える商品がごろごろしているように見えてくるのだ。

ということで、ちょっと前に購入したE-PL1とハウジングPT-EP01をはじめ、様々なものをオークションで売り払い、システムの大幅変更に向けた資金を捻出中。

秋の夜長には妄想と物欲がよく似合う。

2013年9月20日金曜日

【淡水魚情報】肉食の「ギギ」増加 ナマズに似た淡水魚 日置川

肉食の「ギギ」増加 ナマズに似た淡水魚 日置川


(紀伊民報 2013年09月14日 http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=259809)

この記事だと、肉食というワードにつられてしまい、オオクチバスやブルーギルのような国外からの移入種を連想してしまいそうだが、ギギは近隣の滋賀や京都では普通に在来種として普通に生息している種だ。
ここで言う移入とは、国内の別の場所から運ばれてきたことを意味している。
いわゆる”国内移入種”だ。
ちなみに、ある川にいる魚が、近いけどちょっと山を隔てた川にはいない、などという話はよくある話だ。なにせ魚は陸を歩けないので、近くたって水がつながってなければ往来はできない。
彼らの場合、おそらくは琵琶湖産アユの種苗放流に伴って入ってきたのだと思われる。

見出しを目にすると、この川だけで増えている印象だが、実は定着しているのはここだけではない。少なくとも、最上川水系、阿賀野川水系、信濃川水系、木曽川水系などの本来はいなかったはずの水域で、生息を確認している。

肉食云々というのも気にはなるが、もっと気になるのが近縁他種との種間関係だ。
たとえば、中部地方では本来はネコギギだけがいる場所に、東北地方ではギバチが分布している場所に移入されている。
こうした場所では、在来種を追いやっているのではないかと気になってしまう。
ギギ(この個体も移入個体群の一尾です・・・)
しかし、あくまで経験論で言ってしまえば、ギギはそんなに強い移入種ではない気がする。
と、いうのも近縁種であるネコギギにしてもギバチにしてもどちらかがいるところでは、ギギはおらず、どちらかというとどちらもいないところに避けて生息している印象があるのだ。
増えている場所も近縁種がいない場所ばかりに思える。
さらに言えば、ヌマムツやスゴモロコなど、たくさんの国内移入種がいる関東では、今まで確認していない。確認されてないのは、移入されていないからと言うよりは、関東の河川環境が彼らにあわず、定着できなかったと考えるのが妥当だろう。

そう、あくまで何となくの印象だが、彼らは移入先の生息環境・生息種などの生物環境をかなり選ぶ種なのではないかと思えるのだ。

そうはいっても、今後の移入された彼らがどのような影響を与えているのか正確なところはわからないし、少なくとも各地に移入・定着している状況は好ましい状況とは言えるはずがない。

ただ、なんというか、彼らも移動したいわけでもないのに移動させられ、人間の側からしても移動したかったわけでもないのに移動してしまったわけだ。
ただただ周囲の状況に翻弄され、流されながらも新しい場所で苦戦しながらも生活し、定着しはじめると最終的には悪者になってしまう。
そんな状況を思ってしまうと、ちょっとやるせない気分になる。

2013年9月19日木曜日

【観察情報】世界自然遺産:知床にカラフトマス遡上

世界自然遺産:知床にカラフトマス遡上



カラフトマス自体は8月から遡上してますが、どうやら今がピークのようですね。
秋に産卵を迎えるサケマスの中にあって、先陣を切って遡上してくる種類です。
川を埋め尽くすほど遡上する姿は、私も一度見たことがありますが、まさしく圧巻。
この時期の知床の川はこの魚で渋滞しています。



(写真2009年8月に撮影)

知床が世界遺産になった理由の一つに、川を遡上するサケ・マス類とそれを通じたエネルギー循環(普段は川から海へ一方的にエネルギーが流れていくだけだけれども、秋には彼らを通じて海から川へとエネルギーが運ばれ、森林生態系の栄養源となる)も、大きな要素だったように思います。

サケ・マス類を食べたことがない人はほとんどいないと思いますが、その遡上する姿を見たことがある人はそう多くはないでしょう。
自分が口に入れているものが、実際はどのように生きているのか。
知っておくのも良いかと思いますよ。
たぶん、相当に感動します。

【観察情報】産卵期のサクラマスに歓声 サンル川で自然観察会

産卵期のサクラマスに歓声 サンル川で自然観察会
(どうしんウェブ 9/12 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/491278.html


サクラマスの産卵前線は春の桜前線とは逆に、北から訪れます。
ニュースの通り、9/8日時点では北海道北部の上川郡下川町にあるようです。

これから徐々にさがり、9月下旬には北海道南部~北東北の標高の高い場所、10月上旬には北東北の標高の低い場所と南東北の標高の高い場所・・・という具合に降りてくることになります。

今シーズンは、道南の素晴らしい川に出会えたこともあって、9月下旬の北海道南部から参戦したかったのだけど、やっぱり北海道は時間的にも予算的にもつらく、あえなく断念。
出張と併せて出先周辺の川で勝負するのが現実的という、まぁ、当たり前の結論に落ち着きました。

来週は北東北の現場があるので、そこから秋のシーズンをスタートします。
ちょうどいい具合に、今年のスケジュールを見ると、北東北、南東北、北関東、北陸の順番に現場がつまっているので、うまくいけばかなりサクラ(マス)前線とともに行動できるかもしれません。
期待だけがかなりふくらんできました。

今年の産卵期は長いなぁ・・・

写真:OLYMPUS E-300+Zuiko Digital40-150mm F3.5-4.5
今週は現場がないので、ひたすら事務所にいるのだが、昼休みに通っている川では9月も下旬になろうかという今もオイカワ、ヌマムツの産卵が続いている。
例年、9月にはいるとオイカワが終わってヌマムツだけになるのだけど、今年はまだまだオイカワも元気だ。
もうしばらくは続きそう。
10月まで続いたらすごいなぁ。

どうでも良いのだが、この写真はOLYMPUS E-300という9年以上前に発売されたデジイチで撮った。別に好きこのんで使ったわけではなく、手元にこれしかなかっただけなんだが・・・
撮ってみると、なんだか悪くない。
まぁ、連射がRAW+SQでとると3コマで止まってしまうとか、AWBがひどすぎて、RAW現像をわりとまじめにやらないと見られる画にならないとか、時代相応の問題点はある。
それでも、出す画にはE-3やマイクロフォーサーズにはないような味がある。キットレンズの写りも良い。
グリップ感なんかは現役のE-3よりも良いくらいだ。
ファインダーも小さいながらになんだか見やすい。

なんだか、この筐体のまんま中身だけバージョンアップさせてくれないかな・・・そんな気にさせられた。
って、フォーサーズすら終わっちゃったのにそりゃないよね。
E-M1買うべきか??