2014年3月5日水曜日

出張と納豆

本日は大雨で河川が増水。
調査が中断してしまったので、ホテルで待機する時間が多くなってしまいました。
年に何度かはこういうことがあるのですが、こんな時はついついお菓子なぞをたくさん食べてしまいがちです。
しかし、そうするとそれなりに出費するし、動いてもいないのにいつも以上に食べていると言う罪悪感にさいなまれます。

本日はこれを避けるために、代案として納豆を購入してみました。



4個パックで68円(ちなみに、朝食時にも別の納豆を一パック食べているので本日は5パック消費)。
ちゃんとなにやら食べた気分にもなるし、安く、そしてお菓子より大分健康な感じです。
結果、個人的な満足度はかなり高い。

ただ、一つ気をつけなくてはならないことがあります。
それは、食べた後の容器を所詮ゴミと思って放置すると、エアコンの暖房の風に乗り、部屋中が納豆の香りで満たされること。
食べた後に部屋にいる間はさして気づかなかったのですが、一度外出した後に部屋に入ると、まぁすごい。
最初、納豆が原因と気づかずに、自分の脱ぎ捨てた靴下にある種のディザスターが生じているのかと思い、ちょっと絶望的な気分になりました。

もちろん、この香りを良しとする向きもあるでしょうけれど、明日来る掃除の人のことを思うとやはり洗っておくのがエチケットですかね。
その手間を差し引いても、出張先の納豆はわりと悪くない選択肢だと思います。

2014年3月4日火曜日

調査アイテム:冬用ジャンパー

写真のジャンパー、これ、Workmanで売っているネルソン(株式会社LOGOS製)という商品です。
このジャンパーには、同社製のイージスという上位モデルの商品があり、ネット上ではその性能の高さとコストパフォーマンスの高さでちょっと前から話題騒然となっています。
実は、私も1月にイージスを買いに行ったのですが、埼玉エリアでは11月の段階で在庫含め全てが完売となっていたようで、店員さんに聞いたら「えっ!?今更?」みたいな顔をされてしまいました(,,-_-)



で、代わりに手に入れたのがこのネルソンなのです。
これですらほとんど売り切れで、手に入れたもののサイズは3L・・・
ま、小さいよりはいいかということでよしとしました。
ちなみに、イージスもこれも防水仕様。つまりカッパとして使えます。

しかし、これでもその性能は抜群。
1月にはこれで-18℃の雪山に行ってもなんら問題ありませんでした。
今週は風邪を引いていたのと雨が降っていたこともあってか、調査中、ドライスーツとインナーの不リースだけでは寒くなってきました。
そこで、3Lの強みを活かし、ドライスーツの上にはおってみたところ、なんとまあすごい保温力!
タモ網を30分もやっていたら暑すぎて耐えられなくなるくらいでした。
まぁ、ドライスーツでタモ網をする人なんて世の中にはあまりいないでしょうが、なんにせよ野外で仕事をされる方にはこの商品かなりオススメです。

来年はイージスを手に入れようっと。

早春の河口砂浜にて

さて、最初に動画をご覧ください。
某川河口部で3月上旬に撮影したものです。


波間を漂う黒いプレコのような魚、一体なんだと思います?





・・・・・
答えはカマキリ(Cottus kazika)の幼魚なんです。
成魚と比べると体に対する胸鰭の大きさが大きく、まるで波間を小さな木屑が漂っているように見えます。
彼らは河口部のカキ殻などで産卵し、孵化してしばらくの汽水生活を送った後、再び川へと遡上します。
動画の個体は体長は2cmくらいで、もうそろそろ遡上し始めるころでしょうか。
今年も神々しいくらいでっかいやつに会えるといいなぁ。

横から見た図
上から見た図

論文雑感:牛津川近隣の農業用水路におけるツチフキの産卵環境

林浩介, 小山彰彦, and 鬼倉徳雄. "牛津川近隣の農業用水路におけるツチフキの産卵環境." 魚類学雑誌 60.2 (2013): 141-147.

昨年出版された魚類学雑誌の短報なのですが、訳あって読んだのはつい最近です。
かいつまんで内容を要約すると、ツチフキは産卵場所として岸から近く、流れのゆるい、泥底の環境を好み、抽水植物のない比較的開放的な環境を好むようです。
また、産卵場の水深は15cm以下とのことで、読んで一番に思ったのが、「陸上観察ができるじゃん!」ということです。

実際、この論文にも、本種が造るすり鉢状の巣が陸上から観察できることが書いてあります。いままでは泥底産卵だし、水中観察なんてムリだよなぁなんて思っていたのですが、水中に入る必要もありませんでした。
関東ではとても数が増えている種で、場所選びをしっかりすれば観察を楽しめる1種になりそうです。
産卵期は九州で4月上旬~5月中旬がピークとのこと、関東でもたいして変わらないのでしょうが、灌漑が始まってしまうと水深が一気に深くなり、観察が難しくなりそうなので4月中が勝負かな。
よーし、今年はマルタの次はこいつだな。

ちなみに、本稿のイントロ部分で書いてあった「東南アジアや中央アジアで外来種として確認されている」というのははじめて知りました・・・ナゼ?

2014年2月12日水曜日

大雪の2日後

本日はおとといに引き続きイタチ狙い。
やはり、一回撮影している場所は狙いをつけやすい。
出てくる場所が予想できる雪のある時はなおさらだ。
おかげでだいぶん寄って写せました。

ニホンイタチ
Ai ED Nikkor 300mm F2.8S IF(New)+
×1.4倍テレコン+近代インターナショナルマウントアダプター
  f11.0 1/640 ノートリミング


で、帰ってきてから買い物に行き、家に戻るや否やこんどは子供を連れて羽生水郷公園へ。
この時期は特に人口密度が低いので、子供を野放しにするにはとてもよかった。
私としても水鳥中心に被写体も多く、あきません。
ここは今後多用しようと思います。

以下、すべて撮影機材はAi ED Nikkor 300mm F2.8S IF(New)+×1.4倍テレコン。
子供を35mm換算840mmで撮るってことのほか難しい・・・野生動物のほうが楽かも。





2014年2月11日火曜日

大雪の翌日

大雪の翌日、雪から草地が顔を出している場所に鳥が集まっている風だったので、埼玉県羽生市の自宅から徒歩2分くらいのところにある場所に写真を撮りに出かけました。
気持ち的には、先日書いた高感度ノイズ低減の設定をOFFにした効果を見るくらいの気分だったんですが、思わぬ出会いがありました。
鳥を見ている最中、ニホンイタチをちらりと見かけたので雪面を探すと、足跡+出入り穴を発見!
雪が降ったのは昨日だから明らかに今使っている場所でしょう。
そこで、レンズを向けて待機すること10分ほど。チョット遠いですが写真に収まってくれました。
たまに家の近所にいるのを見かけるのですが、写真にはなかなか撮れません。雪さまさまです。

ニホンイタチ
Ai ED Nikkor 300mm F2.8S IF(New)+
×1.4倍テレコン+近代インターナショナルマウントアダプター
  トリミング有

ついでに鳥も撮りました。セッカ?現行機E-PL5+先日の設定のおかげで、
解像感は以前使っていたE-3と比較すると高いことを体感。ま
ずいなぁ、鳥撮りが楽しくなりすぎそうだ。。。
(撮影機材は同上)

しかし、換算840mmの超望遠でマニュアルフォーカスは歩留まりが悪い。
単に自分の技術不足といえばそれまでですが、どうしたって速写性は低いです。
今回は雪でたまたまイタチの出入り穴が見つかったからいいけれど、普段ひょいっと現れたときは写真に収めるのはまず無理です。
実は、鳥もこれくらいしかまともに撮れていません。

オートフォーカス(以下AF)の効く望遠だとZuiko Digital ED 50-200mmをもっているけれど、マイクロフォーサーズ機でAF動かしてもそのスピードはマニュアルと変わらない・・・というか、大外しすると思考停止するので望遠に関する限り、個人的にマニュアル以下だと思う。
とにかく、実用性はゼロである。
解決方法としてはフォーサーズレンズが普通に動くE-M1かE-5を買うしかないのだが、それがために買うにはあまりに高い買い物だし、「対応したものがないから新しくて高いのを買え」というのもなんだか納得もいかない。

レンズ側で対応しようにも、そもそもマイクロフォーサーズでちゃんとしたAFが効く超望遠がM.Zuiko Digital ED 75-300mmと、LUMIX G VARIO 100-300mmしかない。
望遠目的でフォーサーズを選ぶ人だってそれなりにいると思うのだが、それをズームレンズだけであしらおうというのはちょっとねぇ。せめて300mm F4.0あるいは400mm F5.6くらいの中級単焦点望遠レンズを用意して欲しいなぁ。

もっと言えば、フォーサーズレンズへの対応がフラッグシップ機E-M1だけってのもちょっと解せない。このままでは、フォーサーズレンズをそろえた初中級者は軒並み切り捨てたことになるではないか。せめてE-PLクラスで像面位相差AFが駆動するカメラをつくってくれ~!!!
・・・そして、ふと気づいたが、パナソニックに至ってはフォーサーズってなかったことになってるんだろうか?
ライカレンズとか10万以上するレンズをそろえた人たちって一体・・・

2014年2月6日木曜日

今更? E-PL5で鳥を撮るときは高感度ノイズ低減を絶対に切るべし!

冬は魚が動かない。
いや、寒いので、なにより私が川に潜りたくない。
そんなわけで、鳥だの虫(フユシャク)だのに興味がいきがちな今日この頃なのであります。
しかし、鳥を撮っていてふと思ったことがありました。

現在私が使っているカメラはオリンパスのE-PL5。
その前はE-PL1を使っていたのですが、確かに言われているように高感度の画質は断然良くなったと思います。しかし、低感度ではどうでしょう?
それほど良くなった気がしない・・・どころかちょっと悪いかも?、くらいの感想が本音でした。
特に思ったのがZD50-200/f2.8-3.5SWDをつけているときです。
なんだか解像感がない。
細かいところがつぶれてのっぺりしてしまうのだ。

そんなこんなで、あれこれ探っているうちに、「高感度ノイズ低減」の話に行き着きました。
いや、そうかなーとは思ってたんですよ。でもね、これの設定、結構奥深くにあって気づかなかったんです(説明書参照:スーパーコンパネの設定で「露出/測光/ISO」という項目を出してやらなきゃいけない)。

さて、この「高感度ノイズ低減」という機能、カメラを買ってから特にいじらなければ「標準」になっています。
しかしこれがくせ者、高感度とは名がつくものの抵感度でもしっかり働いていて、色々試した結果、この設定一つで解像感がどえらく違うのがわかりました。

下の写真はカラフトマスのぬいぐるみを約3m位の距離から撮影したものです。
撮影に用いたカメラはもちろんE-PL5その他の設定は以下の通り。
レンズ:ZD50-200SWD(200mm) 絞り:F8.0 ISO:200 SS:2秒
わかりやすくノイズ低減offと強だけにしてみましたが、ご覧になってどうでしょう?


高感度ノイズ低減-off
高感度ノイズ低減-強

等倍比較

大きな画像ではわかりにくいかも知れませんが、等倍拡大した画像の目の後ろの部分に注目してみてください。
白い細かい毛の部分の解像感がだいぶん違い、ノイズ低減強のほうは毛の繊維感が完全になくなってしまいました。ちなみに、ここでは"強"に設定しましたが、デフォルトの"標準"でも、それなりに解像感は失われます。
正直ここまで差が出ると、高感度ノイズ低減が入っている時の50-200SWDでは、レンズ性能が発揮できているとは思えません。
おそらく、ダブルズームキットのキットレンズZD40-150がノイズ低減-offであれば解像感で大負けすると思います。

この違い、風景写真など微細な鑑賞を行わない写真ならたいした問題もなさそうなのです。しかし、鳥のように細部の毛の質感などを鑑賞したいときにはかなり大きな差になります。
まぁ、世間一般では、オリンパス機は”ノイズが多い”というイメージがついていたので、オリンパスとしてもこれを払拭すべきこういう設定にしたのかなぁ・・・とも思いますが。

私がこれに気づいたのは昨日です。
で、解像度があまりに変わるんで「今までのはなんだったんだー!」と嘆いたか・・・と、いえばそうでもなく、むしろ新しいレンズが手に入った気分になり、今、非常にテンションがあがってます。
これまで、エナガのように白っぽい鳥を撮ると、白い部分が塗りつぶしのようになってしまっていましたが、これで劇的に解像感があがる予感がします。

まずいな。会社休んで渡良瀬遊水池にでもいっちまおうかな・・・