2014年4月17日木曜日

会いたかった!

ジュズカケハゼ(Gymnogobius castaneus)
苦節4年になろうか、「やっと出会えた・・・」というのが偽らざる感想。
産卵期の個体をずっと探していました。
今年も3月下旬から生息地に通うも、巣穴はあれど個体は見えず。
 
個体数の多い所へ行かねばダメかと、栃木まで足を延ばしてみたのがよかったのだろうか。ようやく水中で成魚に遭遇です。
巣穴がいくつかあるオープンな泥底に、普通にたたずんでいました。

ただ、問題なのは、正直繁殖期の香りが全くしないのです。
確認した個体はうっすら黄色に色づいているので雌だと思うのだけど、繁殖モードに入っているとはとても言えない色合いでした。
あと一か月くらいかかるのかなぁ・・・

でも、本種については3月にギンギンに黄黒に色づいた写真が撮られていたり、自分も某ミヤコタナゴ観察施設で4月に色づいたメスを見ていたり、正確な繁殖期がよくわからない。
場所によってズレるのかなんなのか。謎である。
なんにせよ、今回個体が確実に観察できる場所を発見できたのは大きい。来月が楽しみだ。
(2014.4.16撮影)

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