2013年8月1日木曜日

干潟に行きたい


メモリーカード類を整理していたら、カード内に残っていたチゴガニの写真が目に留まった。
写真のカニは、オスガニが鋏脚を振ってメスに求愛するウェービングという行動を写したものだ。
そういえば、今頃は干潟がカニ類やトビハゼで賑わう時期だなぁ。

ウェービングするチゴガニ

干潟はもっとも手軽に野性動物の行動を観察できる世界だと思う。
干潮時の良質な泥干潟の上にはトビハゼやカニ類など、いろんな生き物がかなりの数出てくる。
彼らは陸上で活動するので、観察するのに特殊な道具は要らない。
現地に行って、長靴でも履いて干潟の脇に立つ、そして、生き物を驚かせないように泥面をじっと見ているだけで、小さな異世界を堪能できる。
特に、初夏から今ぐらいまでの時季、川と海との合流点付近にできる河口干潟ではカニやトビハゼなどが盛んに求愛行動をしている姿が見られる。

ちなみに、この写真の撮影地は東京都だ。
実は東京湾には、チゴガニやトビハゼが見られる良質な干潟が複数存在する。
大体が電車の駅にも近く、アクセスに変な気を使わなくて良い場所がほとんどだ。
毎年、6月~7月にトビハゼの求愛を撮りに行きたいなぁと思っているのだけど、ここ数年はどうもこの時期は忙しく、願いかなわずという状況だ。
今年もムリそうだなぁ。

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